ふと眼を覚ました
宛て無い旅の途中に
カンテラで照らされる テントの中
心を簡単に見透かされる
絵本のような お手軽な世界
夜明けの鐘がなる前に出発だ
頁が変わってしまう前に
今日は粉々に消える
明日の街はこれから創るのさ
何度も何度も絵を描こう
想像もカタチにしよう
たっぷりリュックに詰め込んだ
色を溢さないように
そうきっと明日の事ばかり
眠れない程考えるんだ
そうやって夢へ落ちるのさ
馬鹿に機嫌のいい 森の音楽隊
マーチングのリズムで眼が覚めた
呑気な事ばかり 僕の頬を掠める
明日になったら忘れてしまうのに
何度も何度も思い出そうと
絵を描いてるのに
覚えてるのは今日の事
カタチは置き去りなんだ
足跡の上をなぞっては
それに名前 つけようか
いつか振り返れるように
もう前に進むしか出来ないのなら
眼を閉じたままで
歩けばいいんじゃないか
真っ暗闇 ぶつかったなら
僕の明かりを目印にしよう
何度も何度も絵を描こう
それを昨日の記憶にしよう
結局頭に詰め込んでも
全部忘れてしまうのなら
そうこれが理由なんてない
僕の旅の理由なんだ
街を描いて 生命を増やして
なんでもかんでも吐き出して
煙のように散ってゆく
降っては止んでの繰り返し
そりゃ色も跡も流れるさ
モノクロの大空に
綺麗な虹が浮かんだよ
それはきっと忘れないよ
コメント0
関連動画0
オススメ作品
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
もちもち気持ち おもちな気持ち
もちもち気持ち おもちな気持ち
貴方の心はまるでおもちだね
軽く触れた後に強く叩かれ
杵でつかれる度に米のきめが
細かくなり柔らかくなっていく
蒸した餅米を杵でつくたびに
だんだんと粒がなくなり
ほかほかのふわふわの
柔らかいお餅になる...おモチな気持ち
普頭
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
夢の続きは 夜の狭間へ
零れ落ちた 光の砂
名前も無くて 誰も知らない
そんな星を探していたの
一人で 抱えた 見えない心は
見えない 言葉に 弱くて
傷付き 傷付けて また泣いて
どんな世界で 逢えたら
貴方と 一緒に 笑い合えたろう
空を越えて 届けて...【応募用】心星
AM04
Ray of Miku
やり直したいと願って 彷徨うキミが咲く
痛む疵を庇っては 降り注ぐ
手探りで奇跡を型取る 思索から
咽び泣きを聴いていた
濁っていた 空却って眩しく
さて こうなると分かっていたの?
変わらないこの想い 涙で花が咲く
不可能な事が 血潮揺らしていた
停滞を撃てと 唯一 その声...Ray of Miku
飛弥タ息
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想