A
「別れの曲など要らないのです」
貴方の言葉を噛み締めていた
「最初から分かっておられたのですか」
苦る光返す宵の明星

B
微笑みも悲しみも見せられずにいた
暗く冷たい氷の中で

C
見えぬものほど手を伸ばしたくて
触れては消える星屑の世界
愛した貴方の愛おしい面影が
消え去った夜霧に瞬く月の彼方

D
空に隠れた貴方を待つ
涙と共にあの日の夜明けを
心に抱いて

E
貴方の明日を祈ってみても
足跡を無くした空の三歩前
「最初から分かっておられたのですね」
静かに夜が暮れる明けの明星

F
優しさも切なさも伝えられずに終わった
朱く暖かな朝日が昇る

G
月日が経つほど苦しさが増して
覗いては虚しくなる恋心
愛した貴方の優しげな瞳が
二度と開かぬのならば寒空に消え侘ぶ

H
風に舞う夜貴方を待つ
愛の歌口ずさみあの日の慈しみを
忘れぬように

I
幸せこそ在らま欲しきことなれ
禁じられた祈り永久に届けよ
貴方へと

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

禁じられた祈り

私の中でMIZKIは未亡人なんです。

閲覧数:163

投稿日:2011/08/08 10:15:01

文字数:414文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました