どこへ続くか分からない
終電に乗るか足が迷った
ホームの椅子には影だけ座って
選べと急かすようベルが響いた
窓際の席へと腰掛けて
一人もいない車両を見渡す
外に流れる木々が僕を笑い
所在無く項垂れていた
今日も一日普通の日だった
ただ電車だけ方向を変えた
幾度も幾度も乗り継いで
行く先知らずの終着不明
今は何時になるだろう
充電が切れたスマホつついた
電車の中には時計が無くって
馬鹿だと白い目した顔が映った
立ち上がり移動をした車両
前へと行けど僕しかいなくて
ふいに不安が胸に寄せて返し
点滅する電灯を見た
暗い線路を黙って眺めた
もう聞いたって駅名を知らず
奇妙に騒めく胸抑え
今更恐れる終着不明
なにも不満なんてなかった
なのに足が普段へ逆らった
止まることない急行電車
後悔なんてしないと思った
今日も普通にバイトで励んだ
ただ見慣れない準急に乗った
怯えと高鳴り道連れに
行く先知らずの終着不明
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