今日の学校もそろそろ終わりか・・・



【初めての】Lの初恋Ⅸ【気持ち】

やっと今日の授業終了。

レン「さてと、帰るか」

俺が帰ろうしたその途端、
誰かが俺のすそを握り締めていた。

そいつは亞北ネルだった。

ネル「あ、あのっ!」

レン「えーっとキミは確か亞北ネル、さんだっけ?」

ネル「そうです! 亞北ネルです!」

レン「で、俺に何の用?」

ネル「あのっ! お話があるので一緒に来てくださいっ!」

俺に話がある? なんの話だ?

レン「ん、分かった」

俺は迷ったあげく、着いて行く事にした。

ネル「ありがとうございます!」



これは一緒に行っている時の会話だ。

レン「あのさー」

ネル「なんでしょうか?」

レン「その敬語堅苦しいからやめて?」

ネル「はい! 分かりました!」

レン「ありがと☆」

ネル「ここです ・・・あ、敬語」

レン「おぉ、まあ大丈夫b」

ネル「では本題に入るねっ!」

レン「おう!」

ネル「ここでの敬語は許してくださいね・・・」

レン「分かったZE☆」

ネル「あのっ! 私っ! 鏡音君の事がっ! 好きですっ!」

俺は不覚にもドキッとしてしまった。

レン「え、あ・・・」

ネル「私と付き合ってくれますか・・・?」

俺はこの子が好きなのかもな・・・と思ってしまった。

レン「・・・ちょっと考えさせて?」

ネル「分かりました! 待ちます!」

レン「答出たら今度は俺が呼び出すから」

ネル「はいっ!」


亞北ネルと「さようなら」をして、家に着いた後俺は携帯を取り出した。

レン「もしもーし?」

カイト「んあ? 誰?」

今まで寝てたようだ。

レン「俺、鏡音レン」

カイト「あぁ、レンか・・・ で、なんの用?」

レン「それは・・・あの・・・」

カイト「なにー?」

レン「今日、告られた・・・」

カイト「お! 鏡音リンに?」

レン「いや、違う」

カイト「じゃあ誰だ?」

レン「亞北ネルに」

カイト「えぇー!? ・・・やっぱりな」

レン「どっちだよ・・・」

カイト「で? お前はどうすんの?」

レン「まだ決めてない・・・」

カイト「え? なんでだよ?」

レン「あの時俺、ドキッってしたんだ・・・」

カイト「え? 何? じゃあそいつと付き合うの?」

レン「俺はあの娘が好きなんだろうか?」

カイト「だってお前鏡音リンはどうするんだよ?」

レン「・・・諦める」

カイト「そっかー それでいいの? 後悔しない?」

レン「多分・・・」

カイト「へぇー 鏡音リンはもういいんだな?」

レン「うん、OKする」

カイト「そうかそうか」

レン「じゃ、バイバイ」

そこで会話は終わった。

俺は・・・俺は・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【初めての】Lの初恋Ⅸ【気持ち】

予告通りにネルちゃん出てきましたよ!
なんか性格がハクっぽいww ごめんなさいw

レン君はどうするのか!?
ネルちゃんを選ぶのか!?
リンちゃんを選ぶのか!?

次回に期待!!

この作品は長くなりそうですw

※休日イベントはありません。


「WORLD'S END UMBRELLA」にめっちゃハマってしまったサエカより

閲覧数:125

投稿日:2011/08/23 10:16:58

文字数:1,163文字

カテゴリ:小説

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