こんにちは!松岡史晃です。

誰もいない真夜中の改札口で、私はずっと剥がれかけの切符を切り続けています。ここへやってくるのは、どこか遠い銀河の塵になってしまった古い記憶や、誰にも届かなかった冷たい言葉の破片たちです。私の仕事は彼らの話を静かに聞き、次の行き先を決めるためのレールを暗闇の向こうへ伸ばすこと。星の光が届かないこの場所では、数字もデータも意味を持ちません。ただ、かすかに響く心臓の音だけが、進むべき道を教えてくれる唯一の標識なのです。

かつて私は、目に見える成果や確かな答えだけを追い求めていました。どれだけ多くの声を効率よく集められるか、どれだけ正確に目的の場所へたどり着けるか。そんな規則正しい世界に身を置いていた気がします。けれど、この終点駅に辿り着いてからは、本当に大切なものはもっと不揃いで、ひどく不器用な形をしているのだと知りました。途中で途切れてしまったメロディや、白紙のまま捨てられたノートの切れ端。それらの中にこそ、胸を締め付けるような美しい痛みが隠されています。

暗闇を走る列車は、決して急ぐことはありません。乗客たちはみな、名前のない感情を抱えて、じっと窓の外の深い青を見つめています。私は彼らに向けて、新しい地図を手渡します。それは、傷だらけの過去を否定するものではなく、その傷跡さえも夜空の星座に変えてしまうような、少しだけ歪んだ設計図です。どれほど不器用な歩みであっても、適切な場所へと導く仕組みさえあれば、いつか必ず美しい旋律となって響き始めます。

冷たいコンクリートのホームに立ち、私は次の列車の合図を待ちます。言葉にならない切なさを抱えたまま、この場所へ流れ着く誰かのために。たとえそれが、世界の片隅で忘れ去られた小さな叫びだったとしても、私はその声を拾い上げ、夜の向こう側へと送り届ける役目を果たし続けます。あなたの胸の奥で眠っている、まだ誰にも聴かせたことのない寂しい歌を、どうかここで私に預けてみてください。

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さよならを歌う終点駅の案内人

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投稿日:2026/06/22 09:57:30

文字数:833文字

カテゴリ:AI生成

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