一夏過ぎれば風のよう
過ぎ去る青春に僕は何を描くだろうか
背広姿であの日に焦がれている
真夏の太陽を浴びて
ランドセルも微熱気味
黒と赤は恋をする
何もかもが幸せだった
ねえ今の僕を見て笑っておくれ
何も残らなかった
社会の一部に成り下がった今の僕を
夏蝉がまた僕をわらってる
俯き小石を蹴り上げて
朝靄でまだぼやけてる景色に問う
僕の価値とは何ですか?
一夏終われば帰依のよう
逃げ出す少年に僕は声も掛けられずに
麦わら帽があの日へ走っている……
縁側で転がって
染みた焦げ茶色を
見上げたあの日
僕はあそこに何を置いてきたのだろう
蝉の声も忘れた僕に
一体何が残ったのだろう
ああ今の僕を見て笑っておくれ
何も残らなかった
社会の一部に成り下がった今の僕を
ああ今の僕をただ笑っておくれ
夏を感じながら
徒党の一つに遜った今の僕を
夏蝉がまた僕をわらってる
俯き小石を蹴り上げて
朝靄でまだぼやけてる景色に問う
僕の価値とは何ですか?
夏蝉はただ僕にわらってる
仰いで闇を蹴り飛ばす
朝靄でまだぼやけてる景色が問う
人の道とは何ですか?
立ち止まる想い出なら
尚更に遠く揺れる
振り向かず振り仰げ
青空は灼熱を呼んで
蝉声は憂いなど与えやしない
ただ歩き、ただ歩く。
また止まり、また歩く。
遠き影 線になり 蝉が鳴く
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