レンにキレた。
だってミク姉の魅力について語ってたから。
私の前で、ほかの女のことを。
だから、部屋から出ていった。
「レンもしょうがないわね。」
メイコ姉の所にいった。
「レンは、私の事を話さない。」
「だって、リン、レンが見てるとすぐ物投げちゃうじゃない。」
そうだけど、見つめられると恥ずかしくなる。
一番嬉しいはずなのに。
「よく考えてごらん、リンが今何ができるか。」
邪魔者を消す、それしかない。
「めーちゃん、ナイフ貸して。」
手には入らなさそうだったら、奪えばいい。
レンを、この手で自分のモノに・・・。
「貸してあげないわよ。」
めーちゃん、涙をこぼしながら言っているのに、どうしてわかってくれないの。
今日は、もう限界。

「あげるわ、使わないから。」
「ありがとう。」


「ミクを、これで。」
「リン殿、何をしておるのだ。」
「何でもない。」
「その手に持つもの、それは?」
「ミク姉のところに行くの。」
「それは、させぬぞ。」
邪魔者、どうしよう。
「退いてくれないの。」
ナイフを向ける。
「抜きたくはないが、仕方あるまい。」
がっくんも、美振を構えた。


ミクの命を奪ってしまえば。
レンがあんなこと言うからだもの・・・。
誕生日に、祝ってほしいのに。

誕生日にレンを手に入れてやる。


「がっくん邪魔しないでよ。」
「ミクミク親衛隊として、今のリン殿は通せぬ。」
美振とナイフの一騎打ち。
その最中、レンが慌ててきた。
ミクのために、許せないわ。
「リンは、何やってるのさ。がっくんと遊んでんの?ふうん。」
・・・違う、そんな言葉じゃない。
ミクを、助けに来たんじゃないの。
「え、ちょっとレン、待って。」

すぐに立ち去られた。

「待ってよ、何で、勘違いしたまま行くの?」
がくぽなんか、いらない。
私がほしいのはレンだもの。
「何が?」
「私は、・・・・・・。」
レンが好き。
「それより、手に持ったものどうにかして。」
「やだ、レンが私のモノになるまで。」
ヤンデレの素振りなんて見せない。
絶対に、そう思っていたけど、手に入らない。
この誕生日に、私のモノにする。
「リン、急になn・・・すみません首に突きつけないで下さい。」
首に、突きつける。
逃しはしない。
「私が望む答え以外イラナイ。」
誰が来たって、やめない。
私の望むことを言うまで絶対に。
ハナサナイ。


「リンちゃん、何やってるの?」
ルカさんが来た。私の、師匠。
「ナイフは切れない部分を頸動脈に当てる方がいいのよ。」
私よりも、ずっとヤンデレ。
ナイフから伝わる、首の感触。
「ずっと想ってきたのに・・・。」
「あ、そこで壁に追いやっていくと良いわよ。」
言われなくても、絶対に逃がさないから。
ついに、追いつめた。

「ちょっとさぁ、何やってるの?」
グミさんが来た。
今度は、邪魔者だった、けど。
「レンはね、たぶん、リンちゃんが好きだけどそれに気付いてないよ。」
知らなかった、なぜ知っているのだろう。
カイトならわかるから、聞いたのだろうか。
「・・・、ごめん悪かった。」
ナイフをしまった。
「でも、待ってるから。」


ずっと待ち続けたって良い。
いつか、我慢が切れるまで・・・。
そのときは、一緒に堕ちていく。

そう思っていたのに、手に入れられた。


「リン、好きだよ。」

そう言われ、抱きしめられた。

「誕生日おめでとう、リン。」
「・・・おめでとう、レン。」





後で、メイコ姉にこのことの報告をした。
「よかったじゃない。」
「・・・わかってたの?」
「何が?」
「がっくんが守ることと、グミが止めること。」
「・・・なんとなくだけどね。」
「ナイフ、持ってていいの?」
「使いやすいでしょ? 昔ルカが買った予備の奴だから。」
「メイコ姉さんですか、私のナイフ使ったの。」
「同じ奴買ってきたから許してね。」
「わかりました。リンちゃん、自分にあった奴、いつか見つけてね。」
「うん。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

好キナノ リンver

滅多に書かない恋愛話、リンside。

好きな子を手に入れるためだったら、何でもしちゃう。
奪おうとする奴がいたら、消したくなる。
そういうのってあると思うんですよね。

リンレン誕生日、5つ目。凄く頑張った。

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閲覧数:506

投稿日:2009/12/27 22:47:08

文字数:1,671文字

カテゴリ:小説

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