辺り一面 真っ黒を
ぶちまけた後 少し泣いた

好きだった色 何もかも
塗りつぶしたら ひとりぼっち

真っ暗な空間 そっと見上げれば
塗りこぼした色が 星のように降る 天井

何にもなくなってない
確かにここに在ったんだ
たくさんの想い出 痛みさえ
こんなにも光り輝いて


辺り一面 見渡せば
君と過ごした いくつもの景色

笑顔、泣き顔 ひとつずつ
額に嵌め込み 壁に飾る

散らかってた部屋も ちょっと片付いて
ふとこぼれた溜息が 胸の奥 軽くした

何にもなくなってない
全てがここに在ったんだ
僕の手で集めた たからもの
あざやかに光り輝いて


僕は 僕で 僕なりに 頑張るから
君も 君で 君らしく どうか 幸せであって


何にもなくなってない
全ては増えるばっかりで
この部屋に次々 散らばって
踏み場さえなくなっちゃっても

要らないものなんてない
どれほど深い悲しみも
忘れたくなんかない 何もかも
飾りたい 僕が住むこの心に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

僕色レジデンス

楽しさも悲しみも愛しさも寂しさも怒りも傷も
僕の部屋を彩る大切なたからもの。

君の部屋にはどんな素敵なものが置いてあるのかな。


前のバージョンで全ひらがな表記版が読めます。

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投稿日:2010/09/08 02:41:37

文字数:425文字

カテゴリ:歌詞

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