あるあめふるなつ、あさのこと。せかしてくるめざましをとめ、けだるげにおきあがったぼく。きのうとかわらぬひとりぼっちのあさ。
「きょうもあめだ」とちいさくつぶやくぼく。それはこころのなかとおなじそらもよう。
はいいろのくもからおちてくるあめで、ぼくのくすんだこころをあらいながしてとねがう。だけどそんなことはできないことなんてわかりきったことだからさあきらめてへやをでた。
あれからどのくらいたつのだろう、きみがいなくなったときから。そのときからぼくのじかんは、ふぃるむしゃしんのようにとまったままだよ。
そんなことをかんがえてまちをあるく。にんきのないみち、ぼくはただうつむいた。
なにどわすれたいとねがってもふとしたしゅんかんにあたまのなかにうかぶよきみがさ。わすれてしまいたいきもちと、わすれたくないというきもちがうきしずみする、こころのなかで。
とまってもいみがないと、じぶんにそういいきかせ
まだみぬけしきをもとめ、こころをはらすの
とまったときをうごかすためふたたびぼくはうごきだす。
あめがすこしずつよわまりだしてそらからひかりがさしこんできた。ひさしぶりのけしき。いしだたみのみずたまりにひかりがさし、まどにはあおがうつりこんだごご3じすぎ。
ぼくのせかいにもいろがさしこみとまっていたじかんがうごきだす、すこしずつだけれど。きみをわすれるのはむずかしいよ。だけど、たちどまってもいられないからまたすすむよ、またね・・・
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ファントムP
『奇を衒う』
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握りしめて歩く ナイトクルージング
終電間際、引き止める理由
探す僕の手は ひどく冷える...奇を衒う

みに
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まふまふ
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