青い空を目指していこう
遅延したバス見送る
バス停までみんなで競争
走る背中追いつけずに
やみくもに走ったトコで
前に進めてるかビミョー
息を切らして駆け抜ける
教科書にも載らないキオク
ガードレールにおさまりきらなくて
そんな気持ちなら海に沈めよう
頭の中 まとまりきらないのなら
ガードレール スレスレだと
それはそれで笑顔に沈めよう
頭の中 あらゆる方向へいく
オモイデレコード、走馬灯みたいに
過去は流れるように過ぎる
抱きしめて寄り添った分だけ
毎日少しずつ塗りつぶされて
オモイデレコードをなぞって
過去をジャマ者扱いなんてイヤ
オモイデ補正、それでいいや
「おかえりなさい」って言いたくて
青い空と白い雲と
横断歩道の白線
前を向いていたいのに
結局はよそ見ばかりしてる
綻びはじめた日々に
ちょうど差し掛かったみたい
好奇心は旺盛な方
それも今では遠いキオク
ガードレール 曲がりきれるの?
バスの図体見て思う
子ども心 不安をあらわにする
ガードレール 曲がりきれたら
他にあるさまざまなこと
セーフだって 思うことできる
オモイデレコード、過去のノイズは
消すことできないけれど
弱くなり果てたときはそっと
わたしの居場所になって
オモイデレコード、焼き増しして
指でなぞっていく、思い出どおりだと
手ブレ部分見え隠れする
戻りたいときの中にそう
ガードレール、突っ込んで挟まれる
そんなことになったら身動きとれない
お巡りさんに 「こっちです」
後のことならもう まかせてあるよ
オモイデサンキュー、だから
その手をぎゅっと握り返して
今までもそう これからもね
「ありがとう、よろしく」
オモイデ間近に
「そろそろ締切ります」って
その手を握りしめて
全部を丸ごと 抱きしめて
オモイデレコード
何気ない毎日の中にあった、教科書にも載らないキオク。
バス停まで走ったこと。
青い空や白い雲を眺めたこと。
くだらないことで笑ったこと。
そして、いつの間にか遠くなってしまった時間。
思い出は、きっと少しずつ美化されて、ノイズも手ブレも混ざっていく。
それでも、過去を「ジャマ者」にしたくない。
弱くなったときには、そっと自分の居場所になってほしい。
そんな気持ちを「オモイデレコード」という言葉に込めました。
「おかえりなさい」と「ありがとう、よろしく」を、過去の自分へ。
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