『まるで初恋』


遠い街並みを抜けて 駆け下りる坂道の夢
あの日盗み見た君の 横顔に涙溢れ

忘れゆく君の 笑顔は何故
もどかしく 過ぎてゆくの?

恋、気付いた時には 春になって
桜ももう散りかけてく
君、帰りがけの背中へと 伸ばす手を
諦めた 初恋ごと



変わりゆく陽(ひ)の影に 君のその痕跡が散る
いつか並び伸びてゆく 夢を何度見ただろう

儚いと知った 日々の匂い
苦しさを まといながら

恋、躓(つまず)いては泣き 立ち止まって
桜にただ八つ当たって
君、そんな私の言葉を 包んでは
微笑んだ 初恋ごと



恋、気付いた時には 終わりがきて
桜さえも呆れていた
君、去りゆく季節の中へ かき消えて
遠くてまるで初恋

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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まるで初恋

あのこさんの歌詞募集に参加させて頂いた作品

閲覧数:144

投稿日:2010/02/21 22:43:49

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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