いきなり始まった緑の国との戦。

わが国の突然の攻撃に、緑の国は準備もままならず、
侵攻を許していった。

王女さまの気まぐれと即興で始められたという戦は、
それでも、まとまりのない兵で何とかやっている。
傭兵制度のおかげで、それなりに兵がいたことが幸いしていた。
しかし、兵として訓練も受けていない、ただの市民たちは
他の兵の足を引っ張る事にもなった。

戦況は悪化していく。

わが国でも、とうとう緑の国との境にある町が焼け落ちた。
兵が不足している国の防衛線を突破して、緑の国の兵が乗り込んできたのだ。
町は焼かれ、人々は倒れていった。

それでも、
伝えられる戦況は常に、わが国の勝利を疑わん!

国中が傷つき、苦しみ、悲しんで、悲鳴を上げている。
それなのに、お城では、変わらない豪華な生活が続いているという。

町々を焼かれた国民は、不安が募るばかり。
働き手である男手を取り上げられた国民は、不満を募らせるばかり。

やがて、
戦は終った。
わが国の勝利!
派手な馬車が城下町を知らせて回る。


でももう、取り返しが付かないほど、
国は壊れ、
民は廃れ、
土地は焼けた。

続く道は、私たちの覚悟と共にあった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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悪ノ華  ~第三章 リグレットメッセージR/side 3~

悪ノ娘、悪ノ召使、リグレットメッセージという曲を
書き手の勝手なイメージで二次創作したものです。

こちらは、個人の勝手な創造や捏造設定で書かれておりますので
実際の歌詞や、原曲者さまの裏設定とは違っております。
ご注意ください。

また、それぞれの歌に、ご自分でお持ちのイメージがあり
他のイメージを受け入れたくないという方は
どうぞ、ご自分のイメージこそ大切になさってください。
こちらのテキストなぞは、スルーしていってください。

※注意※
基本的に悲しいお話となります。
苦手な方は読むのは止めた方がよいかと思います。

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閲覧数:227

投稿日:2009/07/20 14:37:30

文字数:513文字

カテゴリ:小説

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