#4-3「悩みはみんなもっている」



「ったく!男どもはなさけないんだから!」


カイトはエビ固めを決められ、そのまま気絶した


「…そうですねぇ」


ハクはお酒を水のように流し込む

しかし、彼女は少し頬が赤らむ程度で意識もはっきりとしており、到底2升も飲んだ人には見えない


「ねぇ、ハク。」

「え?…はい?」


メイコが急に真面目な顔つきになって、話しかけてきたので驚いた


「私って…女としての魅力…ないのかしら…やっぱり…」

「…え?そ、そんなことないですよぉ…」


ハクは少し嘘をついた


「正直にいってもらっていいのに。さっきだって、カイトにプロレス技かけちゃったし、こんな酒豪だし、暴力女だし…」

「…酒豪なのは、私もですから」


メイコの悲しげな表情にハクはどうしたらいいのかわからなかった


「…なーんてね」

「え?」


メイコが笑ってこちらをみた


「困らせてごめんね。私、実はそこまで気にしてないのよ。さぁ、もっと飲も飲も!」

「え…あ…はい」


その時、ハクは「その言葉はメイコの本心ではないのではないだろうか」…そう感じた


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#4-3

メイコが真面目に話します

これが後々のフラグ………だったらいいなぁwww

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投稿日:2011/12/16 02:23:21

文字数:500文字

カテゴリ:小説

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