トイレの窓から出て行った。
小柄なリンにとっては、そんなに難しいことではない。
出たところで見たのは、なんとレンの後ろ姿だった。
とはいっても、10メートルは距離があったけれど。
レンはもう葉だけになった桜の木の下にたっていた。
――――――レンもサボり?
甘い期待を抱いていたのだ。
リンを探しているのではないのかという期待を。
一歩、近づいてみた。
レンの背後に、女の子の頭が見えた。
あれは――――
一年生の、GUMIだった。
顔を真っ赤に染めて、恥ずかしそうにレンを見ている。
ナニコレ――――――
昨日は、リンの親友と二人きりでいたレンが、今日は後輩と一緒?
目の前が真っ暗になり、思考が停止する。
そのまま、リンは倒れて意識を失った。
天井。白い天井がぼやけて見える。
目を開けると、保健室の天井が見えた。
レンがリンの顔を覗き込んでくる。
本当に心配そうだ。
「軽い貧血ですね」
先生が言った。
「昨日、ちゃんと夕食をとりましたか?」
そういえば、昨日は上の空で、夕食には一口二口しか手を付けていなかった。
「帰って休みなさい。ちゃんと食事もとってね」
先生は、レンを付き添いにさせた。
コメント0
関連する動画0
オススメ作品
「楚々」 C♯ minor
作詞・作曲・作画:川柳五七
ボーカル:三澤紗千香/下田麻美
胸打つ悲しみで瞳から涙
輝いて落ちてゆくアクアマリン
偶然の奇跡からこの世ができた
美しいこの星を守り抜いて
一つだけの宝物大切に掴む
苦しみが消えつつも縛る心
青い絵の具空に撒き一面を青に...「楚々」の歌詞です。

川柳五七
「彼らに勝てるはずがない」
そのカジノには、双子の天才ギャンブラーがいた。
彼らは、絶対に負けることがない。
だから、彼らは天才と言われていた。
そして、天才の彼らとの勝負で賭けるモノ。
それはお金ではない。
彼らとの勝負で賭けるのは、『自分の大事なモノ全て』。
だから、負けたらもうおしまい。
それ...イカサマ⇔カジノ【自己解釈】

ゆるりー
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)

漆黒の王子
また貼って貼って貼られて貼って
貼って貼って盛った個性
そんなんじゃなかったのに
勝手に抱かれた理想の姿が
まるで本物の私みたいに
ひとりでに動き始めるんだ
優しさなんて持ってないのに
「あなたは優しい子だから」と
それが私だと歌うように
お前らが要らないものを...貼絵

Mors certa
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ...悪ノ娘

mothy_悪ノP
*21/3/27 名古屋ボカストにて頒布しましたカイメイ中心ボカロオールキャラ小説合同誌のサンプルです
*前のバージョン機能が終了したためこちらのページでそのまま読めるように編集しました
1. 陽葵ちず 幸せだけが在る夜に
2.ゆるりー 君に捧ぐワンシーンを
3.茶猫 ...【カイメイ中心合同誌】36枚目の楽譜に階名を【サンプル】

ayumin
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想