楽曲:「Scarlet LENA」の解説文。
長すぎて1000文字オーバーしたのでここに書きます。

長い長い歴史の話。
年表が必要なくらい。これは高校1年くらいに作った話のテーマソングだが、ほとんど変更なく頭の片隅に置いておいた曲。

もう大陸の名前など忘れてしまったが「オユッセオ」という小さな大陸は大海を挟んだ大きな大陸「ヘプロナーテ」と向かい合っている。この世界の大航海時代が来るまでこの2つの大陸は長い間繋がることは無く独自の進化系を歩んできた。オユッセオには犬を祖先に持つ人間が住んでおり、ヘプロナーテには猿系の進化を持つ人間が住んでいた。オユッセオには昔から「先人類の遺産」が残されており、その全容を知る長老議会はその高度で危険な文明の系譜を人々に公開することなく自らの発明がなされた後でその文明に書かれている内容を公開するといった厳格な掟を何千年と続けてきた。

この世界の大航海時代が来るとヘプロナーテからの渡航者が来るようになったが、帝国が割拠するこの大陸は好戦的で野蛮な連中だった。
それはオユッセオにある文明の系譜の記した遺跡にある記述を残した先人類とよく似た性質だった。故にこの記述を残した人々は欲望という危険な酒に溺れぬよう警告をいたるところに残していた。

長老会会議は大航海時代の到来でその「予言」を目の当たりにすることになり、相手の侵略の文明レベルが上がる度にそれに合わせた内容の開放を容認した。一方でオユッセオの犬系人類は姿は人間とほとんど変わらず、ヘプロナーテの猿系人類とも見た目はそう変わらない。
ただ、遺伝的なものなのか何なのかは分からないが、上下の関係が厳格で仲間意識が高く、ほとんど同種続同士の殺し合いはしない種族。

こういう意識が先人類の高度な文明の流出を抑制し、統制されてきた。この種族の物事の決め方は長老会議体制というのも有史以来の伝統である。この大航海時代から時代が進むにつれ侵略者の武器のレベルも上がってくる。銃のようなものはもっと後だが、製鉄技術や渡航技術などが上がってくると上陸されることも多くなった。

そこで長老会議は先人類の高度な技術を利用しつつ、侵略者に何か特別な秘密があるのではないか?という疑念を持たれないような戦闘手法を考えるようになり、剣の時代における超高度文明の兵器との融合を模索した。

それが4人の剣士という体制だ。彼らは特殊な身体能力と不思議な力で剣を操る者として啓示を受ける。北のblue RIO、東のscarlet Nena 南のyellow Yoja 西のbiolet kjoleon。彼らはこの小さな大陸の守りの要として各所で兵隊を束ね将軍として戦う。色はシンボルカラーであり所属を表している。青のリオ、紅のレナ、橙のヨジャ、紫のキョレオン。空の色を象徴している。

数千年と時を経て、戦いが無くなった世になってもその制度は人知れず残った。力は封印され受け継ぐことだけと言う時代が続く。

やがて宇宙の大航海時代が到来し、数千年が経つとこの星系外からの侵略を受けることとなる。長い間封印されていた古の力の封印が解かれようとしている。だが、その力を受け継いできた一人、紅のレナは不遇な環境で生きていた。昔、軍勢を束ねていた将軍の系譜などこの時代には全く役に立たないものだった。虐げられている人生の中でそれらの人々の為に戦うことを運命づけられている。その自分の境遇と宿命の狭間で苦悩する紅のレナが決意し立ち上がる。その時の曲。
(説明が長い)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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楽曲scarlet LENAの説明文

オンガクのところの説明文では1000文字オーバーになるのでこっちに書きました。

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投稿日:2023/01/31 18:22:07

文字数:1,466文字

カテゴリ:その他

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