「宴の時は来た」

闇に住まいし眷属どもよ

迷いし熊見つけ 神の社に集う闇の子

消えかけの篝火よ 今ひと時は 命永らう

人の子寄るなかれ ここから先は隔世(かくりょ)の狭間

(ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ・・・・・)


さあさあ唄え 呑め喰え騒げ 祭り囃子が木魂する(ホゥ)

闇に惑いし 熊 迎えるは神子(みこ) 闇に紛れる

今宵の祭り 我らざわめく 神子の獲物は あの熊か(ホゥ)

(マツリバヤシガ コダマスル)

美しき幻 櫛(くし)に火をつけ 見るは真実

篝火に映るは 神子(ニエ)を貪る 闇の眷属

「あれ、恥を 見しめつ」

神子は怒りて 熊の後 追う

踏み鳴らす 足踏み 雷鳴となり 闇に轟く

岩戸を 岩戸を 岩戸を 閉ざせよ

ララララ ララララ ララララ ララララ 
ライライライライ ライライライラ...


(ホゥ)

ち し ちいと せい

ち し ちいと せい

祭り囃子が木魂する(ホゥ)

黄泉の坂 駆け上がり 道は閉ざされ 神子立ち止まる

「坂の果実は 我らは食えぬ」

「ああ悔しきかな」

坂下る

怒る神子 置き去り 空蝉の頃 戻るかなわず

ち し ちいと せい

ち し ちいと せい

祭り囃子が木魂する

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

YOMOTSUHIRASAKA /ヨモツヒラサカ

初オリジナル曲の歌詞です!

古事記の『黄泉比良坂』を背景とした曲です。

歌詞は古事記の内容に(ある程度)沿っていますが、独自の視点、独自の解釈の基に作詞しました。
原作の内容を把握して、改めて聞いてもらえると、歌詞の意味がより理解できるかも。
いや、むしろ謎が深まるかも(;^_^A

是非一度、不思議な世界をご堪能ください!

閲覧数:309

投稿日:2019/02/25 22:46:15

文字数:535文字

カテゴリ:歌詞

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