題：義務と演技
版：Ver1 β

＜Aメロ＞
何も捨てたくない全てを愛してたい
娯楽も飽和を乗り越えたこんな時代
今生きているこんな奇跡そうそう無い
次々創られる明日も新たな魅力に出逢う

＜Bメロ＞
それでも人ひとりの持ち時間は少ない
零れ落ちてく人生のキーフレーム
需要の反逆好きを超える衝動の渦
しがみつけ振り落とされるな

＜サビ＞
好きで楽しんでいたその延長線上
知らぬ間に踏み越えた境界線
楽しむための努力好きでい続けるための財力
全てを振り切って情熱の欠片を集める
掠める疑惑
「好きだ」
「好きか？」
自分の本当が薄れていく恐怖に似た何か

天使と悪魔の脳内挟撃
天使「嘘ついてない？」
悪魔「演技してんだろ？」
これは誰に対するパフォーマンス？

＜Aメロ＞
でもさ、最高なんて決めたくないじゃんか
どんどん良いものが創られるのに
皆苦労してる壁を乗り越えて創りあげる
そんな作品達を無視しろと？もったいないじゃんか

＜Bメロ＞
最高地点以降はもう見ないのかい？
自分のものさしで他人は測れない
けれど探求しなくなった人達は
酷くつまらなく見えた

＜間奏＞

＜サビ＞
加速し続ける時代の波を前に
諦め顔で歩み止めて過ぎ去っていく
小さくなっていく・・・

そんな風な置いてきぼりの仲間入りはしたくない
仮面被って演技して自分縛って義務化して
理解し難い滑稽なスタイルそれでも
この世界と並んで走っていたいんだ
「好きか？」
「好きだ！」
だってやっぱり好きなものは好きだから
鼓動が止まるその時まで諦めたくないから

世界は今日も楽しいものを生み出し続ける
明日は今日より楽しくなるその真実さえあればいい