レン「これは・・・」
 レンが発見した物はあの時のビックリ箱だった。
レン「リン・・・」
 ビックリ箱を手に取り涙を浮かべるレン。しかし、しだいに顔が傾げてくる。
レン「?こんなんだったっけ?」
 何かビックリ箱の様子が違うことに気付いたレン。
レン「・・・?『引・・・ます ・・が・う』・・・」
 それは最初の時の模様が消えて微かに文字が書かれていたのだった。少し文字が消えかけていたがレンはすぐにその意味を理解した。
レン「『引っ越します ありがとう』・・・リン・・・」
 レンの涙が雨と一緒に流れて行く。だんだん感情が高ぶり叫び出すレン。しかし、雨の音と重なり聞こえなくなっていた。
レン「!"#$5&'89-~~!」
 あたりは雨空。しかし段々暗くなっていくのがわかった。


ービックリ箱をわたす前日の夜ー
7月11日土曜日 晴天 ーリンの家にてー

リン「ふぅ!いい事思い付いちゃった♪」
 遊園地から帰ってきてなにやら元気なご様子。
リン「さぁ!つくるか!・・・」
 一見元気に見えるが瞳の奥にはなにやら悲しげな感情がこもっていた。
 ・・・・・・・・・・・・・
リン「準備はよしと。・・・どんな感じでつくろっかな・・・」
 たくさんの道具を出したリン。とても大きな工作をする予感がするが・・・。
 とりあえずテレビをつけるリン。
リン「・・・明日は雨かぁ・・・。あ!そうだ!」
 何かにひらめいて机の中を探るリン。
リン「たしか学校の授業でもらったやつがあるはず・・・。・・・あった!」
 それは理科の授業で使う塩化コバルト紙だった。塩化コバルト紙とは、水に反応して色が変化する試験紙である。
リン「じゃぁ・・・ココに貼って・・・」
 リンが作ったものは『引っ越します ありがとう』の文字。上手に切り貼りしてこの11文字をつくったのだった。
リン「・・・伝わるといいな」
 あの悲しげな感情はこれだった。正直に言葉で伝えきれないリンの不器用さ。明るく振る舞う器用さ。そんなものは、やはり表情に出てしまうのである。
リン「あとは箱を作って・・・色をつけるだけ・・・」
 リンは飛び出すビックリ箱を作って、色を色鉛筆で塗って疲れて寝てしまった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

Summer Rain 小説 第三話【箱】

この次はどうしましょw

多分5話完結です

歌詞はその後載せますね

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閲覧数:339

投稿日:2009/06/25 20:44:38

文字数:928文字

カテゴリ:小説

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  • カズピ

    カズピ

    ご意見・ご感想

    >arikaさん
    さっそくのメッセージありがとうございますw

    そうなんですよね・・・歌詞せつねーのに曲調がwww

    頑張りますよ!

    2009/06/25 23:12:42

  • arika

    arika

    ご意見・ご感想

    歌詞通りゃッぱ切なぃねー(・д・)

    2009/06/25 23:00:16

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