= 夜半の月かな 紫式部 =
57. 巡りあひて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな
41. 人知れずこそ思ひそめしか
13. 恋ぞ積りて淵となりぬる
14. 乱れそめにし我ならなくに
68. 恋しかるべき夜半の月かな
90. 濡れにぞぬれし色は変らず
35. 花ぞ昔の香に匂ひける
92. 人こそ知らね乾く間もなし
27. いつ見きとてか恋しかるらむ
39. あまりてなどか人の恋しき
5. 声聞く時ぞ秋は悲しき
82. 憂きにたへぬは涙なりけり
46. 行くへも知らぬ恋の道かな
17. ちはやぶる神代も聞かず竜田川から紅に水くくるとは
24. この度はぬさも取りあへず手向山紅葉のにしき神のまにまに
65. 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
79. もれ出づる月の影のさやけさ
66. 花より外に知る人もなし
29. 置きまどはせる白菊の花
74. 激しかれとは祈らぬものを
6. 白きを見れば夜ぞふけにける
48. くだけて物を思ふ頃かな
12. をとめの姿しばしとどめむ
37. つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
67. かひなく立たむ名こそ惜しけれ
3. 長々し夜を独りかも寝む
45. 身のいたづらになりぬるべきかな
9. 花の色は移にけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
50. 君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな
33. しづ心なく花の散るらむ
30. 暁ばかりうきものはなし
96. ふりゆくものはわが身なりけり
57. 雲隠れにし夜半の月かな
53. いかに久しきものとかは知る
20. みをつくしてもあはむとぞ思ふ
34. 松も昔の友ならなくに
26. 今一度のみゆき待たなむ
1. わが衣手は露に濡れつつ
44. 人をも身をも恨みざらまし
89. 忍ぶる事の弱りもぞする
38. 人の命の惜しくもあるかな
80. 長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ
40. 忍ぶれど色にい出にけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで
28. 人目も草もかれぬと思へば
59. かたぶくまでの月を見しかな
88. 身をつくしてや恋わたるべき
56. 今ひとたびの逢ふ事もがな
18. 夢の通ひ路人目よくらむ
43. 昔は物を思はざりけり
4. 富士の高嶺に雪は降りつつ
54. 今日を限りの命ともがな
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