雨が降る時計の前
君は来ない
歩いた道を戻るだけ
枯れた心が解っていた
君はもう来ないことを

いつかの別れ話を
まだ頭が覚えている
あの日の僕は弱くてさ
君の手を握れなかった

離れないで まだ僕は
君のことが好きなんだ
五月蝿くなった雨の音が
僕の声を劈いた

乾いた服を来て
また君に会おうとしてる
意味なんてないって分かっているのに

離れないで 僕はただ
君にありがとうを言いたいんだ
止まなくなった雨の音が
僕の胸を表した

無関係だって言われた時
小さな溝ができたんだ
晴れない空模様が嫌い
それが君の口癖だった
愛してるを沢山言いたい
でも言葉にできなくて

離れないで 雨の中
君の手を握っていたい
空に広がる 滲む色に
僕はただ泣いていた

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レインノイズ

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投稿日:2022/01/01 12:45:55

文字数:330文字

カテゴリ:歌詞

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