言葉にはできない想いがあって
伝えたい事は嘘で覆い隠した
偽る私から貴方へ送るサイン
「好き」も「大事」も「側にいて」も 全部届いていますか

ふとした瞬間に 振り返る度に
影すら鮮やかに飾るような思い出を
大事に大事に胸の奥にしまうの
窓の中に描く幸せに慣れてしまわないように

なんでもない約束が ありふれた日常が
いつも通りの夏を彩ってみせた
貴方の言葉ひとつで 触れた手の温もりで
強がりも嘘も溶かしてしまうような

花火が咲いて 魔法にかかる 夜の帳を染める花びら
その一瞬に 目を奪われて もう何も聞こえない

光って 咲いて 開いて 落ちた 瞬きひとつの輝きに
笑って 泣いて 結んで 繋いだ 私が私を溶かしてく
穿って 拗ねて 騙して 紡いだ 近く遠い数センチが
祈って 抱いて 重ねて 触れて 0になってゆく

夜空に咲いて 彼方を照らす 夏の終わりに咲いた徒花
その一瞬があまりに綺麗で もう何も残らない

花火が咲いて 魔法にかかる 夏の夜空が映す横顔
涙の跡も照らしてみせた 貴方がくれた光

花火が咲いて 魔法がかかる

見つめ返す瞳 高鳴る鼓動 花火の音は聞こえない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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花火の音は聞こえない / IA

閲覧数:160

投稿日:2019/07/06 09:12:59

文字数:529文字

カテゴリ:歌詞

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