…電話に出た人についてスカスカの脳みそ酷使して考えてる君野ユウです…

『…あのー、どちら様ですか?』

 うぉっ、考えすぎてて名乗るの忘れてたよ!!

「あ、えーと君野です」
『あーミクに何か用ですか?代わります?』

 向こうは知ってるらしいな。ってこっちが思い出してないんだよ~~だれだっけ~~っ!!!

「あの、酒屋でMEIKOさんが泥酔してるんですけど…」
『え!?めーちゃ…じゃなくってMEIKOが!?』

 …『めーちゃ…じゃなくってMEIKOが』…だと…?
 …………だぁぁぁ───!!!!思い出したぁぁぁ!!!!兄さんだぁぁぁ!!!!

「は、はいっ」
『ちょ…ちょっと待っててくださいすぐ行きますんで』

 ここで電話は切れた。

「つながったかい?」
「あ…うん、すぐ来るって」
「ならいいんだけどよ…」
「分かんないといけないから私ここに居るよ」
「おぅ、そうしてくれ」

 2分後。

「あ…」

 兄さんがマフラーをなびかせて…つか荒ぶらせて疾走してきた。本当にすぐ来たよ。

「君野…えーと…ユウちゃん…だよね」
「…はい」

 兄さんは肩で息をしている。
 おお、間近で見ると意外とカッコいい。
 バカイトとか言ってごめんって感じ。

「で、彼女はどこに?」
「おぅ来たかぃ!!こっちこっち」

「めーちゃん迷惑かけちゃダメじゃないか」
「あ~KAITOぉ~」
「いくら禁酒令が解除になったからって…」
「ごめんねKAITOぉ~」
「僕じゃなくて店の人に謝れよ」

 毅然とした態度でKAITOはMEIKOを叱る。
 このMEIKOをダメイコって言うのか。

「兄貴まだ?」

 レン!?

「あぁごめんごめん。本当にすみませんでした」
「じゃぁ先行ってエンジン掛けとくから」

RRで飛ばしてきたのか。なら2分で到着はラクラクだな。

「頼むよ。あぁそうそう忘れるとこだった、」

 KAITOは私の方に振り向いた。

「ユウちゃん…だっけ、君が教えてくれなかったらどうなってたか…どうもありがとう」
「…どういたしまして」
「それから名乗りそびれてたよね。僕はカイト、よろしくね」

 そう言いながら彼は右手を差し伸べ、
 ニコッ☆

 うわあああ出たよ卑怯なほどの笑顔!!ねんど○いどバカ売れの秘密!!

 …とりあえず出されたもんは受け取る。笑顔を作って握手する。

 その後、KAITOからアイスを貰ったのは言うまでも無し。まるっ。

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隣人@VOCALOID @10 酒屋パニック!後編

うp主は兄さん大好きだからユウがうらやましくってしょうがない。
読み直したらうろたん連想した。ちょっと聴いてくる。

閲覧数:235

投稿日:2012/05/20 16:10:27

文字数:1,040文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    カイトに―――た―――――ん!!!!
    俺はバカイトもカッコイトも大好きだぞ――――!!
    卑怯?ありがとう、最高の褒め言葉だ。

    ちなみに私は一番好きなのはルカです。ルカさんに踏まれt(黙れ変態

    RRで450km/hだしたら道路がズタズタになっちゃうからね!?www

    2012/02/04 01:08:26

  • しるる

    しるる

    ご意見・ご感想

    カイトきた!
    なにをいうか!いつでもかっこいいんだぞ!ww

    RRって、あまりスピードでなさそうwww

    これでクリプトンのは全部出てきたね!
    他にもでてくるのかな?ww

    2012/01/29 01:53:24

    • Nonbendarary

      Nonbendarary

      個人的にはいつでもカッコよすぎて困るぜ的な感じなんですけど、私の周りに分かってくれる人がいないもんで。ユウはマルチに何でも聴く奴です。(設定上はwww)
      RRは・・・「あー、最大450/h出るよやったことないけど」(レン)だそうですwww

      2012/01/29 03:26:54

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