トイレの場所も覚えられない
血統書付きのビリー
結局外で番犬をしてた
血統書付きのビリー

二階の窓をコンコン叩き
地上の庭を見下ろせば
アイツが僕を見上げた途端
ちぎれんばかりに尻尾を振るよ

ビリー ビリー ビリー
コロコロとしたぬいぐるみのような
ビリー ビリー ビリー
大きくなっても小さなビリー

散歩に誘うと大はしゃぎする
血統書付きのビリー
転んで逃がすと街を駆けてく
血統書付きのビリー

近くに寄って座っていると
手の下に無理に頭を入れて
もっともっともっともっともっと
撫でて!とねだる可愛い愛犬

ビリー ビリー ビリー
喉が渇くと雪を食べてた
ビリー ビリー ビリー
結局待てもできなかったね

僕はアイツの最期を看取れなかった
今も生きてやしないかと
実感が湧かなかった

庭に行けばまたアイツに
会える気がしてた
庭には空っぽの犬小屋
ああ、アイツ死んだんだな

アイツはいつも庭で
待ってくれてたんだよ
尻尾を振っていつもそこで
待っててくれていたのに

ビリー ビリー ビリー
まだ犬小屋は空っぽのまま
ビリー ビリー ビリー
おやすみおやすみさようなら

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】アイケンビリー

血統書付きのバカ犬だったけど、大好きだったんだ。

閲覧数:23

投稿日:2024/10/29 21:43:56

文字数:493文字

カテゴリ:歌詞

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