私を吹き抜けてゆく温かさが
心の鍵を開けて まだ止まらない
足が追い付かずに進むから
転げ回って それでも楽しくて
今の私ならどんな光にも負けない!
嘶(いば)ゆる馬 昇る朝日
私を開(ひら)き揺らす
明日を連れるこの風が
刻む者に届くように
私を突き刺した冷たさが
優しさを凍らせ また閉じ込める
でも雨が止んだら 光が
ここまで届いて 自分に気づけた
今の私にならどんな恐怖も照らせる!
珍(うづ)なひし音 猛き命
互いを癒し 歩む
一つ渡す押し花は
朮(うけら)の願いを込めて
「前」へと落ちていく
「後ろ」から逃げていく
彼らがいるから
今も止まらずに風を切ってる
嘶(いば)ゆる馬 昇る朝日
私を開(ひら)き揺らす
明日を連れるこの風が
刻む者に届くように
あまねく大地で輝け
「続く」ための夕凪
走る者が止まらぬように
刻む者が笑えるように
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