たたかいのうた-War cry

仰ぐ碧天 雲の流れ 見知らぬ景色 
振り返る 歩いてきた道 それが歴史
学び鍛え 磨いて見える 才能の上限
ありきたりな自分 英雄にはなれない  

聳(そび)える壁 小さな自分 だけど
ニゲタクナイ 今は戦う時

鬨(トキ)の声 想いを籠めて 突き上げる
徒(ただ)吼(ほ)える 詩(うた)の無い「たたかいのうた」
無様でいい この武器は離さない ウォークライ

響く喇叭(ラッパ) 風が招く 移ろう景色
立ち向かう 轍(わだち)のない道 それが未来
迷い悩み 積み上げ登る 努力と鍛錬
守るために今は 戦士にはなれる

背後に君 無力な自分 だけど
マケラレナイ 今は戦う時

鬨の声 力の限りに 迸(ほとばし)る
徒響け 旋律(おと)のない「たたかいのうた」
嘲笑(わら)われても この旗は倒さない ウォークライ

鬨の声 想いを籠めて 突き上げる
徒吼える 詩(うた)の無い「たたかいのうた」
無様でいい この武器は離さない ウォークライ

最後まで この命掲げる ウォークライ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

たたかいのうた

彼はへたれで弱い、ちいさな男の子。
師匠に拾われるまでは字を読むことも出来ませんでした。
師匠に弟子入りして、彼は世界の広さを知りました。
自分より強い人は沢山居て、自分より賢い人も一杯いる。
彼は師匠をはじめとした凄い人たちをずっと傍で見て、
彼らの生き方を学んでいました。

ヘタレといわれるくらい臆病でも、
弱いとしかられるくらい優しくても
非凡でも、有能でもなくても。
それでも、
彼にも大事なものは沢山あって、大好きな人も居て。

目の前には障害。逃げ出したくなる怖い状況。
だけど、師匠や凄い人は傍に居ない。
その代わりに、背後に庇った大事な人。
そんなとき。

大事なものを壊したくない、大好きな人を守りたい。

その為に。

腹の底から大声を上げて、何度でも立ち上がって
震える足で踏みとどまり、痛みを振り切って前へ向かう。
使えるものは全部使って全力で立ち向かう。

彼の、一番最初のたたかいのうた。

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投稿日:2009/06/16 01:23:49

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

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