君に「好き」って言えば良かった でももう遅すぎた
君は私のことを見捨てて もう会えなくなった


君と出会ったのは桜の木 君はその下で眠ってた
私は君の眼鏡についた 桜の花びらをとった
それがきっかけで君と 私は仲良くなった
君は私をからかって 頬笑みをたやさなかった

孤独な私を救ってくれた それだけで私は嬉しかったよ
もしもこのまま君と 友達でいられたら幸せだよ
君は私にとっての 唯一の友達だから

ねえ?このまま私と ずっと一緒にいてくれる?
もしもそれが君に 許されるなら私は笑うよ


はじめて君と出かけたのは 夏の海辺だったね
人ごみで転びそうになった私 君は手をとって支えた
君の手はとってもあたたかくて それだけで恥ずかしくなった
一緒に食べたかき氷は とっても美味しかった

君とはじめて見た花火は なんだかいつもよりまぶじくて
君の横顔を見てみたら そっちの方がまぶしく感じた
そっと手をのばしたけど 勇気がなかったよ

ねえ?もしこの手を つなげてたらどうなったのかな?
君は私のことを どう思っていたんだろう


はじめて君に抱きしめられたのは 銀杏の木の下だったね
喧嘩をして泣いていた私を 君はなぐさめてくれた
あまりにも悲しかったから 私は君に抱きついたね
君はそんな私を受け入れて ただやさしく包み込んだ

君が私を笑顔にしてくれた 私はそろそろ覚悟を決めた
君に抱くこのモヤモヤは きっと伝えなきゃ消えない
私にとっていつしか 君は必要な存在だった

ねえ?もし私が このまま君に「好き」って言ったら
君はどんな顔で 私にどんな返事をするのかな


でも でも それは叶わなかった
君は 君は 私の知らないところで
手を つないで とてもうれしそうだった

私はどうしてもっと早く 気付けなかったのかな
もし早く気づいていれば 私はどうしたんだろう
きっと私はこんなふうに 泣いているんだろう


もし君に「好き」って言ったら 何が変わるのかな…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

初恋のトキ

珍しく(?)現代的な恋愛ものをかいてみました。
なんかありきたりなものになってしまった気がする・・・

閲覧数:72

投稿日:2011/03/13 11:31:11

文字数:842文字

カテゴリ:歌詞

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