アイロス@もふさん

詞は物語音楽しかまともなものが書けないアイロスです。

アイロス@もふさん

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blackcat67

詞は物語音楽しかまともなものが書けないアイロスです。
イラストは修行中ですねー。色塗りが苦手すぎて泣けます(´・ω・`)


今のところ思いついたら小説やら詞やらに書き起こして投稿する人です。
ちなみに今のところ詞は全て曲募集中ですので、もし曲にしてくれるというとてもお優しい方がいましたら一応メッセくださいまし。

ついったー @ailosblackcat

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(タイトル未定)

「すいません、ギフトセット一つください!」 「申し訳ありません、只今予約用のものしかなくて・・・」 「じゃあ予約をお願いできますか?」 「あ、はい。ではこちらに…」 「すいませーん!」 「少々お待ち下さい!」 今日も、店は繁盛している。 巷では私の店のお菓子は『恋人への贈り物』として有名とのことだ。まあ狙い通りではあるのだけれど、それでもここまで有名になってしまうと聊か困りものである。毎朝店の前には行列ができて、開店と同時に一般販売している商品は殆ど売れてしまう。予約枠というのを設けたので馴染みのあるお客さんや、どうしても欲しいというお客さんは買うことができるけれど、新規のお客さんの中にはその余りの人気さに購入をあきらめてしまう、という人もいる。 問題はそれだけではない。以前はこの付近には私の店の他にも幾らかお菓子屋さんがあったのだけれど、繁盛しだしてからは店舗を移転するところが相次いだ。私の店に客が吸い取られるようにいなくなってしまったのが殆どの理由とのこと。そのせいで恨みを生み、時折嫌がらせのようなこともある。最近はまだ落ち着いてきたほうだけれど、そのせいで近所付き合いがうまくできない。以前は親しくしてくれた人たちは嫌がらせをしてくる人たちの目を気にしてよそよそしくなってしまった。 私は相変わらず一人、だ。 それは、今も昔も変わらないといえる。 気軽に話せる相手もいない。仕事以外で話すことはいつからなくなったのかと思うくらいに。 誰か、話相手がほしい。 でも、そんな機会なんてくるはずもない、か。 でも、その機会は突然訪れた。 私がお昼休憩に近所のパン屋さんでメロンパンを買ってきた帰りのこと。 ふと、お店の前にいつの間にか新しいお店ができていた。 最近店に籠って新作レシピを考えることが多かったので、外にでるのは久しぶりだったけど…これにはびっくりした。 よくよく思い返してみると、工事の音が以前聞こえていたような気もしなくもない。 いつの間にか私は周りの事をシャットアウトするようになっていたのか。…衝撃。ちょっとしょぼーん。 「えーと…宝石屋さん、かなぁ…」 まだ看板は上がっていないけれど、ショーケースに入ってるものを見る限り宝石をふんだんに使ったアクセサリーがあったりすることから、私はそう考えた。 にしても…綺麗。吸い込まれるように見てしまう。 昔は手の届かないようなものだったけど、今なら貯金すれば買えるかもしれない。 と。 「あの…すみません、商品を気に入ってもらえたのなら嬉しいのですけれど、生憎当店は明日開店でして…」 そんな声がかかったことに、私はとてもびっくりした。 「ひゃっ?!あ、あの、えーと、お邪魔でしたか?!すぐどきますの…で…」 「あ、驚かせちゃいました?ごめんなさい」 降り向くと、そこには青髪の綺麗な男の人が困ったような笑みをうかべて立っていた。 思わずその容貌に見惚れてしまった。 私より年上だろうか。背が高く、声は透き通っている。そして、宝石以上に吸い込まれそうな青い瞳。 ああ、この人を好く女の人は数え切れないほどいるんだろうな、と素直に思った。 「あのー・・・もしかして、近くの人ですか?」 「えっ?!あ、はい…そこのお菓子屋さんの店主をしてます…」 仕事以外で人と話すことがなかったせいが、少し声が変かもしれない。大丈夫かな、変な顔とかしてないかな、そう思いながら喋っていた。 「ちょうどよかった!今日引っ越してきて、今近所にあいさつまわりをしてたところなんですが、向かいのお菓子屋さんだけ人がいなくて…えーと、名前は?」 「あ、えと…ミク、です…」 「ミクちゃんか。あ、ごめんなさい!気安くちゃん付けとか・・・」 「い、いえっ!どう読んでもらっても構わないですっ」 「じゃあ、ミクちゃんで。僕の事はカイトで構わないから」 敬語からくだけた口調にかわったことが嬉しくて、つい営業スマイル以外の笑顔を浮かべてしまった…気がする。 「それから、敬語は使わなくていいよ。僕もそうするから。年もある程度近いみたいだしね」 「あ、は、はい…」 彼はにっこり笑って、私の頭を子供をあやすようにぽんぽんと撫でた。 少しでもあわてる私を落ちつけようとしてのことだろう。ちょっとむっとしたけれど、心地よく思えた。 「じゃあ、僕は店の準備をしないと。またね、ミクちゃん」 カイトさんは、笑顔で店の奥の方へ消えていった。 私は、彼に撫でられた頭をそっと触った。なんだか、あたたかい。 「ミクちゃん、か…」 そう呼ばれたのははじめてかもしれない。大概の人は、私を「お嬢ちゃん」としか呼ばなかった。 自分でも顔がにやけているのが分かる。それがなんだか恥ずかしくて、私はそそくさと自分の店に戻った。

元は詞をかくつもりだったのですが、なかなかまとまらなかったので小説にと。
読みにくい文章ですが、よろしければ読んで下さると嬉しいです
投稿日時 : 2013/01/03 19:31

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