コラボ用☆叛逆の少女 1.0.3

投稿日:2016/02/17 22:54:09 | 文字数:4,041文字 | 閲覧数:82 | カテゴリ:小説 | 全3バージョン

ライセンス:

百合っぽい悲劇を書きたくなりました。
歴史の改ざんで自分が消えてしまうことはわかってるけどただ守りたい人が人がいるっていうのを書きました。
多分ボカロになってから初のユニラピだと思います←初めて大好きな人


ユノ(Unity-chan!)
未来から来た少女。超能力の実験体でビーカーの中で作り出された。
失敗例であまり能力は強くなく、廃棄されるところを過去に逃げ出した。成功した超能力少女たちが悪用される世の中を目の当たりにし未来を変えるために過去でルリと共に戦う。
能力:低レベルな読心、電撃


ルリ(蒼姫ラピス)
現代に暮らす少女。未来から来たユノと出会う。ユノから事情を聞き研究を止めようと戦う。


リラ(蒼姫ラピス)
超能力少女計画で生まれた史上1番の成功例。だがその能力の高さから高値で反社会組織などの間で取引されている。ルリの体をもとに改造された。
能力:高レベルな読心、高レベルな癒し、予知、透視

メル(メルリ)
超能力少女計画で生まれ、初めて目を覚ました超能力少女。ビーカーの中で生み出された。
能力:読心、生命力の吸収、透視

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

叛逆の少女

ユノ(Unity-chan!)
未来から来た少女。超能力の実験体でビーカーの中で作り出された。
失敗例であまり能力は強くなく、廃棄されるところを過去に逃げ出した。成功した超能力少女たちが悪用される世の中を目の当たりにし未来を変えるために過去でルリと共に戦う。
能力:低レベルな読心、電撃

ルリ(蒼姫ラピス)
現代に暮らす少女。未来から来たユノと出会う。ユノから事情を聞き研究を止めようと戦う。

リラ(蒼姫ラピス)
超能力少女計画で生まれた史上1番の成功例。だがその能力の高さから高値で反社会組織などの間で取引されている。ルリの体をもとに改造された。
能力:高レベルな読心、高レベルな癒し、予知、透視

メル(メルリ)
超能力少女計画で生まれ、初めて目を覚ました超能力少女。ビーカーの中で生み出された。
能力:読心、生命力の吸収、治癒、透視




みんなは超能力と聞いて何を思い浮かべるのかな?

そんなものありえない。夢のまた夢のお話。そう思っている人もいるかな?
もしくはそんな力が欲しいって思う人もいるかも。

これはそんな超能力をもって生み出された私の物語。


私が生まれたのはビーカーの中だった。
超能力少女計画という漢字いっぱいの計画だった。
そして私はユノと名付けられた。

私が生まれた時にはもうすでに超能力少女が何人かいた。
中でもよく私の面倒を見てくれたのはメルお姉さんだった。
メルお姉さんは最初の計画で1番最初に目を覚ましたらしい。

私の能力は弱く失敗作とされた。人の考えてることが少し読めるのと、電気が放てるくらいであった。

しばらくしてリラという超能力少女が生み出された。
透き通るように蒼く輝く髪、深く吸い込まれそうな輝く瞳、それにまだあどけなさが残る声。
そして彼女は私たちとは比べ物にならないほどの力を持っていた。
はじめは私も羨ましいと思った。でも彼女の悲劇がその力であることを私たちはまだ知らなかった。

私もメルもビーカーの中で生み出された存在。
でもリラは事故で亡くなった少女から生み出されたようだった。
いわゆる第二の人生という感じか。

私たちは研究所の中でいつも三人だった。
でもそんな楽しい日々は長くは続かなかった。

リラは持っている力のため高値で売られた。闇商売というやつだ。
彼女の力は強く本物で唯一の存在だった。彼女を欲しがる組織はたくさんあった。

ある日、リラが帰ってきた。傷だらけになり目の輝きも髪の輝きも失っていた。
彼女はどれだけ酷いことをされても逆らえなかったようだった。

日に日に能力が薄れ行く。ついには超能力が使えなくなった。
そしてついには動かなくなるまでに時間はかからなかった。

こんなことになったのもこの超能力少女計画があるのがいけないんだ。
私にできることはないのかな。でももう時間はない。失敗作の私はあと数日で私は廃棄される。

能力の弱い失敗作の私は必要ないとのことだった。
それにこの研究は極秘事項。そのまま放すこともありえなかった。

何もできず私は研究室の廃材置き場に送られた。
結局私は何もできなかったんだ。そしてまたこの悲劇は続く。また新しい超能力少女もリラのように…。

廃材置き場に見つけたのはタイムマシンだった。
これで過去に行ければこの悲劇を止められる。

廃材置き場に置かれてるんだ。多分完璧なものじゃない。うまくいかないかもしれない。
でもどうせ私も廃棄される。少しでも望みがあるならそれにかける価値はあると思った。

案ずるより産むが易しとはこのこと、私は無事過去にたどり着いた。
そこでルリという少女に会いに行った。

彼女はのちに超能力少女のリラとして改造される少女だ。

ルリは持ち前の可愛さと優しさで誰からも好まれた。
しかしある日、交通事故に逢い命を落とした。
その亡骸は研究所に強奪され彼女は超能力少女リラとして改造された。

私が歴史を変えて彼女をおもちゃにはさせない。


このときのルリは超能力なんて信じていなかった。
でも私が読心すると超能力を少し信じ始めた。

私たちはこの時代で超能力少女の研究をしようとしている研究所を探しはじめた。
表では活動していなく研究所から出たことのない私にはどこにあるのかわからなかった。

研究所が見つからず半年が過ぎた。でもルリと一緒にいて楽しいと思い始めた。
他の人と接したことのない私にとって毎日が刺激で溢れていた。
それに私が大好きだったリラの生前の姿だ。

たまには一緒に遊びに行ったり買い物に行ったり。
いつしか私たちはお互いになくてはならない存在になっていた。

ある買い物の帰りルリが横断歩道で転んだ。
そのとき感じた誰かの殺意。
すぐにわかった。ここで彼女は死ぬのだと。
でもそうはさせない。

私は彼女を抱え歩道に逃げた。
車が歩道に乗り上げてきたが躱してルリも私も無事だった。
車の中にいるこの人たち、研究所であったことがある。
やっと見つけた。この人たちが行く先に私たちの目指すところがある。

研究室の前に着いた私たちは換気口からこっそりと入った。
そして電気を放ってショートさせた。
天井のダクトから降りると暗い研究室の中に三つのカプセルがあった。
中には人のようなものがいた。前にはタグがつけられこう書かれていた。

『メグ』

他のもう二つを見て全てを悟った。

『メル』、『ユノ』

このユノと書かれたカプセルの中にいるのはまだ目覚めていない私だ。
そして隣はメル姉だ。
このメグというのは聞いたことがある目覚めなかった子だろうか。

メル姉が目覚めたらもう全ては遅い。早く終わらせないと。

と考えてるうちに研究員に囲まれてしまった。

本当はもっとルリと一緒にいたかった。けどもうお別れ。
この研究を壊せばこの研究で生まれた私はもう存在しなくなる。
でもこの研究をやめさせないことにはルリがかわいそうなことになる。
そうなることはもっと嫌だ。

とりあえず襲ってくる研究員を倒した。唯一と言っていい私が使える能力、電撃。
超能力少女の中で1番弱い私でもこれでルリを守れる。

二人だけになった研究室。まずはメグと書かれたカプセルを割った。
私が来た未来でも目を覚ましてなかった。壊してもそれほど変わりはしない。

そしてメル姉のカプセルも。中からはよくわからない液体が出てきた。
ごめん。メル姉。でも私たちは…作られるべきじゃなかった。意識がないうちに殺せたのが少しの救いだったかな……。

そして中に私がいるこのカプセル。
私はコードを抜いた。

するとドアを開けて一人の男が、出てきた。
「随分とやってくれたようだね。」呆れたといったような声。
「だれ?」その問いを遮るように話を続けた。
「もうちょっとで目をさますところだったのだが残念だ…」
だからだれだの?

「お前はもしかしてユノなのか?」

「私はユノ。人に名を尋ねる時は自分から名乗るべきだったわね。で、だれ?」

「もうそれくらいの時期には時間さえも超越できるというわけか。」一向に答えない。
「わざわざ過去に来たところ悪いが、邪魔をするなら帰ってもらう。」そういうと男はナイフを投げた。
そのナイフが私の肩に刺さった。急所は外したが避けきれなかった。失敗作の私には治癒の能力なんかない。どうせもうじき私は消滅するのだけれど。

「もう一つ教えてやろう。私の最後の目的はルリを超能力少女にすることだった。やっと見つけた逸材なんだ。未来では立派な超能力少女になっていただろう。」
なってた。というかだから私は過去に来た。

それになんでルリを狙うんだ?やっと見つけた逸材?例えなんだろうとルリをあんな風にはさせない。
「わざわざ連れてきてくれて感謝するよ。」男は嫌味っぽく言うと私の方に近づいてきた。

ルリを連れてくるんじゃなかった…。このままでは一緒にいたいという私のエゴでルリがまた死んでしまう…。
と思った瞬間その男は倒れた。ルリの手には血の付いた鉄パイプ。
ルリが私を守ってくれた。

「ユノ。どうしてそこまで未来の私を守るの?もし私がその超能力少女(?)になってみんなの役に立つんだったら私…それでもいいのに!」
駆け寄ってきたルリが言った。
「わからないの?ルリは鈍感ね。」
気づいたような顔をしたが、私が先に続けて言った。

「ルリにああなってほしくないっていう私のエゴ。それに私はルリが好き。だから守りたい。」

ルリは顔を赤らめたがすぐに青ざめた。
「ユノ!体が透けてきた!」
もうそろそろこのビーカーの中の私が死ぬ。
そしたらもう私は存在しなくなる。お別れだ。

「ありがとう、ルリ。私はあなたを守れて幸せだった。」
「そんなっ!そんなのあんまりだよ。このコードだっけ、カプセルに挿さってたのって…」
私は指先でコードを焼いた。
「なんで…私だってもっと一緒にいたいのに。守ってくれるユノが大好きだったのに…。私を守るために死ぬなら守らなくていいのに…。」
「その言葉が聞けただけで私は幸せだよ。この研究は失敗。私たちは存在しなかった。でもルリの記憶の中で存在できれば私は幸せだよ。」
「でも…でも……。」言いたげなルリにこう言った。
「死ぬんじゃない。消滅するだけだから。痛くもかゆくもないよ。」

もうそろそろ時間だ…。やっぱり自分でも少し嫌だな。でも、決めたんだ。

「守らせてくれてありがとう。ルリのこの暖かい腕の中で消えれる私は幸せだよ。」

私はルリを強く抱きしめた。ルリも私を強く抱きしめた。
やがて体は透けてなくなり。私は存在しないものとなった。


-守られた少女はやがて立派な大人になった。
また新たな超能力少女が生まれることはなかった。

曲作ったり、ボイスドラマ作ったりしてる。
割と腐ってる。
前まではPhibosPAVONISを名乗ってた。
さっちゃんとかさーちゃんとかって呼んでほしいかなwリリアンヌでもいいけど

トプ画はあーちゃん

もっと見る

この作品URLを含むツイート1

オススメ作品10/15

もっと見る

▲TOP