だらしなく流れ落ちる赤
重力に従う滴りを ただ許容した
荒れ果てた部屋で
擦り切れた心で
僅かな理性を手繰り寄せ 捨てた
そんな妄想か或いは現実を
どうにかしてどうにかする
もうわけも理由(わけ)もわかんなくなって
歌いだす
この手を濡らす命の証が
作る鏡を覗いたら
そこに君がいて
笑いかけてくれたらなんて
思ってない
だらしなく流れ落ちる赤
重力に従う滴りを ただ許容した
荒れ果てた部屋で
擦り切れた心で
微かな理性を手繰り寄せ 目を閉じた
そんな妄想のような現実を
飲み込まれそうな絶望を
全てを支配するほどの耳鳴りを
誰かどうにかして
この手を濡らす命の証が
作る鏡を覗いたら
そこに君がいて
受け止めてくれたらなんて
思ってないけど
この手を染める命の証が
乾ききるその前に
一目きりでいい
死者でもかまわない
誰かの意識に映りたい
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