白い息をそっと吐きだした
この声はいつか失うと知った
溢れてくる涙と何か

「歌ってよ」そんな押し付け君には言えなくて
「お願いだ、僕の代わりに歌ってよ」そんな我儘涙とともに飲み込んだ

座り込み叫ぶように泣き喚く
子供のように
現実が牙を向けて確実に
襲い掛かるから
どうすればいいのだろうわからない
求む声も届かない

好きな歌をずっと歌ってる
君の声ずっと聴いていたのになんで
今はこんなにも苦しくて悲しい

「どうしてさ」なんで僕だけがこんなに苦しいんだ
「そんなこと、当たり前の幸せさ」それに気づかず君は平然歌い続ける

悲しみは憎しみに変わりだして
夢を見るんだ
僕の手で君の首絞めあげていた
そんな夢だった
どうすればいいのだろうわからない
こんな僕が嫌になる

歌いたい歌えない
君が好き君が憎い
僕に声を戻してください
君の歌声をどうかください

「お願い、歌わせて」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌声涙声

歌える、それは当たり前の幸せ

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投稿日:2016/01/27 03:58:02

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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