白い息をそっと吐きだした
この声はいつか失うと知った
溢れてくる涙と何か
「歌ってよ」そんな押し付け君には言えなくて
「お願いだ、僕の代わりに歌ってよ」そんな我儘涙とともに飲み込んだ
座り込み叫ぶように泣き喚く
子供のように
現実が牙を向けて確実に
襲い掛かるから
どうすればいいのだろうわからない
求む声も届かない
好きな歌をずっと歌ってる
君の声ずっと聴いていたのになんで
今はこんなにも苦しくて悲しい
「どうしてさ」なんで僕だけがこんなに苦しいんだ
「そんなこと、当たり前の幸せさ」それに気づかず君は平然歌い続ける
悲しみは憎しみに変わりだして
夢を見るんだ
僕の手で君の首絞めあげていた
そんな夢だった
どうすればいいのだろうわからない
こんな僕が嫌になる
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僕に声を戻してください
君の歌声をどうかください
「お願い、歌わせて」
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a
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b
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s
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