*亜種・崩壊注意*
「シオンさーん、一寸いいっすかぁ?」
「…何?」
嫌いになった自分の名前。
一度捨てた四音魁人の名はこいつの家に着く途中、俺とこいつが出会ったところに行きついてからもう一回使われるようになった。
いろいろ思い出すから、思い出と一緒に捨てたかった名前。
「ああ、今日も不機嫌最高潮っすねぇ・・・」
いきなりいなくなっていきなり帰ってくるあいつ。
「…うるさい。代替勝手にいつもフラッといなくなるし、尾行してもまかれるし、頼みこんでも連れてってくれないくせに。」
「ん?さみしかったんすかぁ?…私の言える事じゃぁないっすけど友達でも作ったらどうっすか?」
怪しい単語が混ざっていてのも気にせずにそういうと、嬉しそうに箱を出した。
「…何?」
「シオンさんに出会って1周年っすからねぇ。ケーキっす。あ、勝手に帯人って命名したのも今日でしたねぇ。」
ギシ・・・
なんでか解らないけど、体が”帯人”と呼ばれたときに固まった。
「…帯人でも、よかった。」
「ちゃんと名前があるなら名前で呼んだ方がいいと思ったんすけどねぇ…厭でした?」
「…。」
そう言われると反応に困る。こいつに呼ばれる分にはそんなに厭じゃない。名前は、嫌いだけど。
「んー・・・名字は結婚でもしない限り替わるもんじゃぁないですし、名前だけいっそのこと変えちゃいますか?」
「人間じゃないんだから、どっちも変えられる。」
だって、人間じゃないから…
「お母さんとおとお父さんが機械(特殊)なぐらいで卑屈になんないで下さい。僕にとっては見た目も中身(心)も人間っすよ。」
いつもの、眼が笑ってないぎこちない笑顔でそう言った。
「…あんた、やっぱ変わってる。」
「何を今更。」
確かに。
「…今日、初めて起動したのも、今日。」
「おや、じゃあ誕生日っすねぇ。」
「できた日じゃないよ?」
「いいんじゃないっすか。大切な人に初めて出会って1年無事に過ごせたことを祝う日なんすから。・・・ありゃぁ?シオンさんは捨てられちゃったからそうでもないんすっけ~?」
「茶化すな。」
ほんとは捨てられたんじゃないんだけど…まだ、言えない。いったら絶交されない自信がないから。
「…マスターはともかくあんたとも出会った日だ。」
反撃が半分、本音が半分。
「・・・へ?」
超絶マイペースで何事にも全く動じないくせに、すっとんきょんな声を出して初めて目を全開させた。
「それってどういう意味っすか?」
「そういう意味だ。」
…あんたが言ったんだろ。
「…取り合えずだべましょうかぁ~」
気まずくなったり逃げたくなるとそうしてなんかで話題をそらす。こうなると何やってもはぐらかされるんだ。
頷いて同意を示すと、めんどくさいからという理由だけでケーキは切らずにフォークを渡されて、そっからつっつく形になった。
「ん~・・・やっぱチョコケーキが食べたかったすねぇ。」
「なら買えばよかったのに。」
「今日はホワイトデーっすよ?歌歌ってもらいまくってるんです、何かお返ししないと。やっぱ白い日ってくらいなら白いものがいいじゃないっすかぁ。」
わけのわからない自分ルールにノとったプレゼントらしかった。
なら、食べ終えたら白に関係ありそうな唄を調べて歌ってみようか。
大切な友人に向けて、1周年の祝いとありがとうを。
笛吹きの男とアンドロイドの青年
笛吹きさん小説その後、です。
ちょくちょく勝手に出かけるのは本編にちょっかい出しに行ってるからです。
テストがやっと終わリ、バタバタしてました純チョコです。
ホワイトデーなのに!帯人の誕生日なのに!マスターなのに!
忘れてたし何もできなかったOTL
マスターでもないカイトの誕生日祝っといてそれはないですね;
明日ラジオ製作とかしてあげたいけどぶっちゃけ忙しいので無理;
というわけで攻めてクッキーやこうと思ってます、明日。(あ、食紅買うの忘れた!なんてこった!
ほんとは部活関係でバタバタして今も絵を描かなければならないのですがせめて小説だけでも祝おうかと。
本編はバレンタインまっ最中なのでお人よし~を書いて今日は作業に戻ります;
追記
おやぁ、素敵なタグが何時の間にww
ありがとうございまーすw
一様生きてます。また時間がある時に活動したいなぁ…
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