*夏海讃歌* 【めーちゃんて言わせたかっただけ】

投稿日:2010/08/12 18:44:47 | 文字数:1,471文字 | 閲覧数:324 | カテゴリ:小説

ライセンス:

またしても突発ネタでUPです。小ネタのつもりだっただけあって、短いなぁ。
連載が一区切りするまで(せめて『KAos~』の1章が終わるまで)上げないつもりだったんですが、そんな事言ってる間にシーズンが過ぎてしまった……。お盆過ぎたら海とか行けないよなぁと、慌ててUPに踏み切りました。
まぁ実際に海水浴してるわけじゃないので、気にしなきゃいい気もしますが。

タイトルにも添えましたが、ただ単に「めーちゃん」言ってるKAITOが書きたかっただけのネタですw
珍しくカイマスじゃないけど、どうしてもマスター不在にはならなかった;

季節ネタがもういっこあるので、そっちも明日UPします。こちらはいつも通りw カイマスになりますー。

※作中に曲タイトルを(勝手に)使わせていただきました(ニコアカないもので、リンクなどできず申し訳ありません)
「潮風」トマ豆腐様:爽やかな海嫌いのうた
「島唄」:この兄さんはもはや人間

 * * * * *
若干続きました↓
『プール賛歌』(http://piapro.jp/t/1P_r
『アイス哀歌』(http://piapro.jp/t/NGwz

同家でハロウィンネタ↓
『trick×treat!!』(http://piapro.jp/t/ihuN

*****
ブログで進捗報告してます。各話やキャラ設定なんかについても語り散らしてます
『kaitoful-bubble』→ http://kaitoful-bubble.blog.so-net.ne.jp/

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

「マスター、海水浴を讃える歌を作ってくださいー!」

バーン、と大書きする勢いでドアを開けて、我が家の青いのが部屋に駆け込んできた。

「何、藪から棒に……『潮風』歌った人が」
「『島唄』だって歌ってます」
「あれって海の歌だっけ? まあとりあえず、却下。私はどっちかっていうと『潮風』に共感派」

夏の海なんて、ベタつくし砂浜は灼けてるしで そんないいものでもないと思うんだ。
切って捨てると、たちまちKAITOが情けない顔になる。……その顔は止しなさい、お兄ちゃんが。

「そんなぁ。……あっ、じゃあプール、プールを讃える歌を」
「うわぁ懐かしい響き。プールとか最後に行ったの10年以上前だよ」

ぱっと顔を上げたところに、さっくり申告。私にはプールを『讃える』など全くもって不可能だとおわかりいただけただろうか。

「~~~じゃあもう歌とかいいですから、プール連れてってくださいー!」
「ボーカロイドが『歌 と か い い』って言うなよ。嫌だよこの暑いのに」
「暑いから行くんじゃ……マスターの感覚はズレてますよ」

びっくりな暴言に呆れるが、同じ視線で返された。
マスター相手にこの態度、言うようになったなぁ兄さん。とりあえずアイス抜きの刑。

「あんな子供とカップルで混みまくってるところ行きたくないよ余計暑い。なんでそんな行きたいの」
「だって夏ですよ? 水着の季節ですよ!
 見 た い ん で す よ 水 着 の め ー ち ゃ ん を ー !!」

ああ成程。
握り拳で咆哮する青い人を眺めて得心した。なんでいきなり『讃える歌』なんて言い出したのかと思ったら。

「めーちゃんにもそう言って怒られたんだね。それで歌をと」
「はい……」

指摘されて一転、しゅんとするKAITO。
そこで海やらプールやらを讃える歌を聴かせれば MEIKOの気が変わる、という考えになるのが不思議なんだが。『歌』頼みなのはボーカロイドらしいといえば らしい、のか?

「馬鹿だねぇ兄さん、いやバカイト」
「ひ、酷い!」

がーん!っとショックを受けるKAITOには取り合わず、あえてのゆったりした口調で言い聞かせる。

「いいかいカイト、想像してごらん。海でもプールでもいいけど、カイトのご希望通りにめーちゃんが水着姿で降臨したとする」
「はい……あぁっめーちゃん最高!」
「……という具合に鼻血噴きそうな男性諸氏の絡みつくような視線がめーちゃんに集中」
「なっ、俺のめーちゃんをイヤらしい目で見るなー!」
「めーちゃんは辛いだろうねぇ……」
「わー! 泣かないでめーちゃん!」

うーん、脳内劇場がどんなことになってるんだか、よくわかる反応だな。
だがまぁ、これで……

「……と、いうわけで却下だ。わかるね?」

重々しく訊ねてみせると、KAITOは神妙に頷いた。

「はい、マスター。……マスターは本当にめーちゃんを想ってくださってるんですね。俺、感激です……!」
「そりゃあ大事なうちの子だからね。ほら、代わりと言っては何だが、これを貸してあげよう」

引き出しからP○Pを取り出して、渡す。セットしたゲームは勿論、「Pr○ject DIVA」。スイムMEIKOモジュールで我慢しなさい。

「ありがとうございますー!」

うきうきと部屋を後にするKAITOの背に手を振って、微笑みの下で息を吐いた。
誤魔化されてくれてありがとう、兄さん。ぶっちゃけ出掛けたくないだけなんだ。
いや、皆が大事なうちの子だってのは、勿論 本当ですけどね?

【お知らせ】テキスト投稿が非常に使い辛いため、こちらでは歌詞や音源のUPとコラボ関係のみに縮小、以後の小説投稿はすぴばる&ピクシブへ移行します。

■小説メイン時々歌詞な字書き……だった筈が、動画編集やボカロ調声、作曲にまで手を出してます。どうしてこうなった。

□ブクマやコメント、有難うございます! 転げ回るほど嬉しいですヽ(*´∀`)ノ
□オールキャラ書くけど9割KAITO。
□使えるものがあればお気軽にどうぞ。使用報告だけお願いします^^ 歌詞については、良識の範囲内であればアレンジや部分使用など改変していただいて構いません。多忙な時期でなければ、ある程度の調整も承ります。

■シェアワールドコラボ主催してます。参加者様募集☆ http://piapro.jp/collabo/?id=15073
■ブログなど
・『藍色書棚 -アオイロショダナ-』http://ioliteshelf.blog.so-net.ne.jp/ (投下テキストのシリーズ別リンク)
・【pixiv】http://www.pixiv.net/member.php?id=2555381
・【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/mylist/29644728
・【VCLFAN.NET】https://vclfan.net/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=46
・【ツイッター】http://twitter.com/y_airu

もっと見る

この作品URLを含むツイート1

もっと見る

▲TOP