いつも緩やかな日常の中に居た
世界は全部この手の中で
何だって掴めたんだ
隣に座る君が笑ったよ
その笑顔を守りたいから
何だって出来たんだ

僕は未だ記憶の中
あの日のまま 変わり方
探していたな
あの空の向こうへ飛び立てたなら
見るもの全てが愛しいと思えるかな

目に入るその全て
見たくもないことばっか
耳を塞いで目を閉じて夢見る
救いはそれしかないようだ

もう記憶の公園はなくなったよ
ここら辺も大分変わったな
思い出も褪せていった
過去にすがり前を向けないなら
忘れてしまった方がいいよ
言い聞かせているんだ

移ろう世界 見えない未来
残る後悔 変えられない
受け入れられない
あの空の向こうで世界を眺めたい
そして適当に手を伸ばして繋がっていたい

君と居たあの日々は
未だ消えてくれない
変わる世界で変われないままだった
僕はもうずっと置いてけぼりだ

褪せる記憶 君は遠く
心の奥 彷徨う僕
あの日の約束
果たせないままだから
いつだって孤独
時折思い出してはずっと慟哭

見たくない 聴きたくない
何もいらない 望んでいない

それなのに朝は来る
見逃してくれないなら
せめて君に届くことを願って
今日も精一杯歌うから

あの空の向こう側へ
辿り着くその時はまだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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空の向こうへ

閲覧数:712

投稿日:2020/07/23 20:02:21

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

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