いつものように、酒場でブランデーを飲みながら情報収集をしていた。すると突然、酒場のドアが勢いよく開いたと思えば、私の無防備な背中に抱きついてくる男。
「カイト・・・いつまで抱きついてる訳?」
「メイコちゃーん!」
ほんのり頬が赤いカイトが酔っ払っていることが目に見えて分かる。
「メイコちゃーん!聞いてー!」
「はいはい、何なのよ」
「僕ね! こ く は く してきた!」
「へぇー良かったわね」
軽く流すと、カイトは隣の椅子に座った。
「メイコちゃん!ひどい!反応悪い!」
「はいはい」
「びゃああああああああ!!」
「泣き出すなっ!」
うう・・・これだから酔っ払いは嫌いなのよ!
「で、上手くいったの?」
「返事まだ!」
「あっそ・・・返事聞かずに帰ってきたの?」
「うん!」
だめだ・・・完全な酔っ払いね。
こんな時にメイトがいたら、手刀くらわせて気絶させて部屋まで運んでくれるのに。こんな時に、城の騎士団に入団させたツケが回ってくるなんて最悪だわ。
「てゆーか、アンタさっさと自分の国に戻りなさいよ」
「ヤだ!」
この酔っ払い・・・青国の王子じゃなかったら、思いっきり殴って二度と起き上がれなくしてやるところなのに・・・なんで、こんな奴が王子に生まれてくるのかしら。
「お待たせしました」
「やっと来たわね。こいつ、どうにかして」
「・・・ご遠慮させていただきます・・・」
「私だって嫌よ!」
やっと来た彼女と二人で、酔っ払ったカイトを部屋まで引きずった。
明日覚えてなさいよ、カイト・・・!
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