愛して欲しい。キミのその
 柔らかな唇で 掌で
 変らずにいるなんてきっと
 神様だって、出来やしない

 “この世界”が仮初だと知っているなら
 どうかもっと……咽喉の奥で、ボクを愛して


 全て剥ぎ取り、剥き出しにしたその
 アナタの心 欠片も残さずに
 犯して穢して濁してしまえば
 もしかして、ずっと溶け合えるかしら?


       
 愛して欲しい。キミの甘く
 優しい肢体で 嬌声で
 足の先から順に、全部
 余す事無く キスをあげる

 熱い視線も、涙さえ、残さず頂戴
 そしてずっと……胎の奥で、ボクを愛して


 永遠の誓いは 箱庭の泡沫
 それでも朝も夜も忘れる程
 この身を寄せ合い続けたら、いつか
 アナタと二人、混ざり合えるかしら?



 願う事は 同じだと
  ――願ウ事ハ 一緒ダト
 信じてキミへと手を伸ばす
  ――信ジテあなたノ手ヲトッタ


 刹那の熱が宿る夜の秘密
 紅い痕 埋めるのは欲望
 問いかけてくる声から目を逸らし
 酔いしれ踊る 獣の狂宴



―――――*―――――*―――――*―――――*―――――*―――――



 あいしてほしい きみのその◎
 やわらかなくち でてのひらで
 かわらずにいる なんてきっと
 かみさまだって できやしない

 このせかいが かりそめだと しっているなら
 どうかもっと のどのおくで ぼくをあいして


 すべてはぎとり むきだしにしたその
 あなたのこころ かけらものこさずに
 おかしてけがし てよごしてしまえば
 もしかしてずっ ととけあえるかしら



 あいしてほしい きみのあまく
 やさしいからだ でうたごえで
 あしのさきから (じゅ)んにぜんぶ
 あますことなく きすをあげる

 あついしせん もなみださえ のこさず(ちょう)だい
 そしてずっと はらのおくで ぼくをあいして


 とわのちかいは はこにわのうたかた
 それでもあさも よるもわすれるほど
 このみをよせあ いつづけたらいつか
 あなたとふたり まざりあえるかしら



 ねがうことは おなじだと
  ――ねがうことは いっ(しょ)だと
 しんじてきみへと てをのばす
  ――しんじてあなたの てをとった


 せつなのねつが やどるよるのひみつ 
 あかいきずあと うめるのはよくぼう
 といかけてくる こえからめをそらし
 よいしれおどる ◎けものの(きょ)うえん


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

獣ノ狂宴

*四度目の修正です


・()内は一文字で数えて欲しいか箇所です
・◎は字余りの箇所です。
・特殊な読ませ方をしている箇所が幾つか有りますので、注意してください





 一応A・Bを兄さん、Sをめーちゃん、Cは一行ずつ交互に、大Sが二人一緒に歌うイメージにしてみましたが……それぞれの受け持ちパートを一番と二番で逆にすればよかったかな~?と悩み中 orz


 しかしこの2人でなくても構わないし、男2人とか女2人とか、寧ろ1人だけで歌っても問題ありません。




 では


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投稿日:2010/04/18 00:43:33

文字数:1,038文字

カテゴリ:歌詞

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