久々に吸ったタバコが喉にしみるな
揺れた白い煙に目が痛んだ
空に伸びていく気持ちは肺に潜って
唇についた思い出を振り払うから

君の居なくなった部屋で、僕は1人で
空中に舞ってる記憶を広い集める
換気扇の下で微笑む君を見つけた
灰皿にはまだきみの口づけが

あなたに借りたライターをまだ返せてない返せない 捨てるのにはもったいないから

この胸に吸った思いも 吐き出してしまいたい気持ちも 煙に乗って空へ 淀んで 消え去って
君のいないこの暮らしを 空虚なままの時間を
どうして過ごせばいいのか 教えて 教えて

去年の2月に殺したこの感情は
今年の4月に息を吹き返した
唇についたフィルターを引き剥がして
「痛そうね」と君が言う キスをした

あなたに借りたライターはまだ返せてない返せない 
もう着かないのにどうしてなんだろ

あの空へと飛ばした声と 中身の消えた風船も 煙にのって空へ 淀んで 消え去って
1人に慣れたこの部屋に 憂鬱なまでの静けさに
どうして過ごせばいいのか 教えて 教えて

この胸に吸った思いも 吐き出してしまいたい気持ちも 煙に乗って空へ 淀んで 消え去って
君のいないこの暮らしを 空虚なままの時間を
どうして過ごせばいいのか 教えて 教えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

煙色

閲覧数:972

投稿日:2020/04/07 00:23:27

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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