見渡せば街路は恋心地にゆらゆら
景色まで桃色開く未来幻想

どこまでも続くようなこの大地で
ずっとこのままで動きたくなんてなかったよ

忘れ物はなんですか? 思い出だけ頼りにして
探していたのに 掌をまたすり抜けた

春爛漫咲く今日に落ちた小さな花びら
募る想いと裏腹だね青い空

モノクローム影引き剥がして光へ飛び出す
だけど着地する場所はまた影いつまでも

桜散る頃には花の謳う「   」は
少しだけセンチで刺さるようなピンクで

輝いて浮かび溶かすだけの日々に
瞳奪われて僕等また何かなくすのさ

見つけられないだからサヨナラまで数えていた
震えだけ握り時計は止まる緩やかに

喜怒哀楽舞う今日に乱れ往き交う花びら
華やかさと儚さはよく似てる

また次の布石とする種を季節がつなぐよ
今は散った蕾もいつか芽吹くかな?

春爛漫咲く今日に落ちた小さな花びら
募る想いと裏腹だね青い空

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

サクラチルコロ

TRFハニカムさんの同名の楽曲サクラチルコロ(http://piapro.jp/t/-wBc)に作詞をさせていただきました。
ひと足もふた足も早い春のお届け物です。

閲覧数:406

投稿日:2017/12/24 16:44:19

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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