歯車が浮いている
親愛なる友よ
どこへ行くのか
君は何も言わない
だけど何のためかだけは知っているよ
光が眩しい
ぼんやりした意識
何が足りない
熱に浮かされ胸に穴が開いていた
僕はどこにいるのと
君は空を見上げ泣いていたね
少し見え辛いけど
なんとなく惹かれた気がした
寂しがり屋の空虚が広大になっただけの景色
後悔だけ混ざり合い不安な音を立てて壊れる
この指はまだ何を探せばいいのかも曖昧なまま
気が遠くなる程偉大な空 道に迷い疲れた
行くあて探して
遥か死出の旅路
欠けてゆくのは
掛け替えないものから 零れ落ちて消える
文字が並び映った
繋がり合う糸を
旗へと結ぶ
やがて墜落する瞬間まで受け止めれば
物欲しげな死神が老衰する永久の果てで
何一つも残らない最期を迎えるのだとしても
その指の実際が手の届かないものだとしてもいい
君の方角へと 小さな空 道しるべと反して
旗を振る白骨が
画面越し笑い掛けてくれた
少し照れ臭いけれど
なんとなく分かった気がしたんだ
眩しすぎる光
行き場のない空に散らばった
想いはまだ風の中に
だけど必ず会いに向かおう
壊れそうな身体がばらばらになってしまう前に
叶えたい願いさえも 炎に変わってしまう前に
ここにいるよいつまでもここで手を振り合図を送るよ
気の早い話を 照らした朝焼けと 空飛ぶ友よ
空飛ぶ友よ
SCP-1900-JP - 空飛ぶパーツ
執筆者: aisurakuto
本家記事: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1900-jp
CC-BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)
SCP-1900 - ブリシェフスキー博士の本
原語版タイトル: SCP-1900 - Dr. Bryshevskiy’s Book
原語版作者: Anaxagoras
翻訳者: gnmaee(NoTranslator)
原語版記事: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-1900
翻訳記事: http://scp-jp.wikidot.com/scp-1900
CC-BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/)
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