　　
戦う兵士に見えなかったもの
それは周りの視線と安寧
観客席からは見えないもの
それは兵士の覚悟と精神

　　
見る奴らが兵士を馬鹿というなら
見る奴らは血を吹いて死ねばいい

　　
震える怒りの矛先　滲む涙は盲目の兵士
格闘の末に見えるものは無く形も保てない
自滅の感情の激化　窓の外の平和な世界
お前は誰の為にもなれないって誰かが言っていた

　　
他人に気を遣わせるべきではない
だからいつも笑うことだけだった
兵士の笑顔は不幸になると言われた
だからもう二度と笑うことはしない

　　
会う度に退けられる位なら
もう会うことのない日常でいたい

　　
震える悲しみの盾　霞む視界は渓谷の門番
超克の跡に触れるものはただ痛い心
粗暴の感情の退化　家の外の楽しい世界
お前は何かするたび困らせてるって誰かが言っていた

　　
誤解が少しと　偶然が少しと
決断が少しと　騙りが少し
これが今の兵士の姿　かつては愛も持っていた

　　
震える怒りの矛先　滲む涙は盲目の兵士
格闘の末に見えるものは無く形も保てない
自滅の感情の激化　窓の外の平和な世界
お前は誰の為にもなれないって言った奴は死んだ

震える悲しみの盾　霞む視界は渓谷の門番
超克の跡に触れるものはただ痛い心
粗暴の感情の退化　家の外の楽しい世界
お前は何かするたび困らせてるって言った奴も死んだ

感情の表現の衰退　檻の外はまるで楽園のよう
そこに行きたかっただけなのに行けない