もう星は見えない　
いつか夢に見た虹も見えない
ただ今はここで　体を屈めているだけ

僕も君も

高く飛んだ宙のように僕ら見下ろす夜光雲
この腐った時代の産物を　飽きるまで讃えあおうぜ

誰かが汚したこの世界で「矛盾」を「好き」と言えるなら
まだ捨てたもんじゃあないだろう？
生きようと思えるだろう？　なあ

僕らの手元には　ほら　星のような光があり
僕らの足元には　ほらね　虹が落ちているんだ

誰かが汚したこの世界で「矛盾」を「矛盾」と笑っても
ほら変わるもんじゃあないだろ？
生きようと思えないだろう？
だから

僕らが汚したこの世界で「矛盾」と「矛盾」で歌えたなら
まだ捨てたもんじゃあないだろう？
生きたいと思えるだろう？　ずっと　今

砕け散った月のように僕らを包む夜光雲
この腐った時代を愛そうぜ　朝まで歌い明かそうぜ