「都会の駅前じゃ黒猫が
唄を唄って稼いでいる」
そんな噂を真に受けて
オイラも唄を作っている

手鍋に水を張り→火にかける→
しばらく放置で出来上がり
「それが温もり」と教えてくれた
髭面じじぃはもういない

「愛するものだけを手に入れりゃいいのさ」
と、チェロ弾きは嘘をつく

額に手を当てて、泣きじゃくる
母は黙ってネオンの中
「それが愛なのかい?」黒猫が笑う
オイラも笑って歌いだす

愛する人さえも傷つけてボクら
ゼロになって位置につく

「愛するものだけを手に入れりゃいいのさ」
と、チェロ弾きは嘘をつく

嘘つきがチェロを弾く

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

くろねことチェロ弾き

閲覧数:70

投稿日:2018/12/22 18:53:46

文字数:269文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました