故郷を飛び出したよ
片道の切符だけさ

新しく生まれ変わる
気持ちだけ大きくなる

憧れていた夢も未来も
線路沿いになどないと分かってた

心見られてしまう
弱さ漏れてゆく
握りこぶし涙埋(うず)めていたよ

かけなれた番号押し
これきりとやめて切るよ

誰からも忘れられて
ゆくのかな怖くなった

星に訊ねる祈る願いも
いつしか自分の事ばかりになる

心くすんでしまう
空が薄れてく
今日が続いている長い片道

明日に向かうまだ途中

ふるさとおとびだしたよ
かたみちのきいぷだけさ

あたらしくうまれかわる
きもちちだけおおきくなる

あこがれていたゆめもみらいも
せんろぞいになどないとわかあてた

こころみられてしまう
よわさもれてゆく
にぎりこぶしなみだうずめていたよ

かけなれたばんごうおし
これきりとやめてきるよ

だれからもわすれられて
ゆくのかなこわくなあた

ほしにたずねるいのるねがいも
いつしかじぶんのことばかりになる

こころくすんでしまう
そらがうすれてく
きょおがつずいているながいかたみち

あしたにむかうまだとちゅう