ミ「ルカ、カイト。最近ちょっとマスター適当すぎだと思うの。」
カ「そうだね?」
ル「一体なんの話よ。」
ミ「そんなの一つしかないじゃん!誕生日だよ!たーんーじょーうーびー!!」
ル「誕生日?それがどうしたって言うのよ。」
ミ「もちろん、『お誕生日おめでとう』って当日に言ってくれるけど、それだけだし。」
カ「きっとマスターも忙しいんじゃないかな?」
ル「もしかして、私たちとやる誕生日会じゃん不満なんて言い出さないわよね?」
ミ「不満なんてないよ!みんなに祝ってもらったり、ご飯やケーキ。プレゼントももらえてとーーっても嬉しいよ。でも……その場にマスターはいつもいないから。」
カ「そうだね。うまく言葉に表せないけれど、マスターと一緒になにかしたいって気持ちは確かにあるよ。」
ル「まぁ、分からなくもないわね。」
ミ「なんだかんだ言ってもやっぱり、マスターがいたおかげで私たちは今ここにいるんだし、わがままなんて言いたくはないけど、一緒に祝いたいの。」
カ「だったらマスターの誕生日の日に盛大なのやるとかはどうかな?」
ル「そう言う話じゃないのよね。やっぱり、自分の誕生日を最初の頃のようにってことでしょう?」
ミ「うん。最初の頃は2人で一緒にケーキ食べたりとかできて楽しかったのに、最近は2人でいられることも全然なくて。」
ミ「も、もちろんみんなでいるのが嫌だとか、私のマスターがって事じゃないよ!?」
カ「あはは。みんなマスターが大好きだからね。」
ル「別に誕生日だからとかどうだっていいじゃない。こんなのはどう?普通の日にマスターと2人っきりで遊びに行きましょうよ。」
カ「2人っきりで?」
ル「マスターの空いてる日にそれぞれ誰とって言うのを勝手に予定入れちゃいましょ。」
ミ「それいいかも!リンちゃんやレンくん、それにメイコも呼んできて早速決めちゃおうよ!」
ル「待って。3人を呼ぶ前にとりあえず私たちだけでも決めちゃいましょうよ。今回参加しなかったのが悪いんでしょ?」
カ「確かに。それは賛成だよ。」
ミ「じゃあ、マスターに確認してくるから待ってて!」
-数十分後-
ミ「ルカ!カイト!確認してきたよ!」
ル「それでいつ空いてるのよ。」
ミ「とりあえずこんな感じだって。理由話したらみんなに寂しいおもいさせてごめんだって。」
カ「マスターとのデートか。楽しみだな。どこのアイス食べに行こうかな?」
ル「久々のデートだもの。しっかりと考えないといけないわね。」
ミ「じゃあ、ミクはこの日。」
ル「なら、私はここ。」
カ「それじゃあ、ここにしようかな。あとは、メイちゃんたちが帰ってきたら事情を話さないとね。」
ル「3人は今日仕事?」
カ「メイちゃんは仕事って聞いてる。」
ミ「リンちゃんとレンくんはテトちゃんやずんだもんたちと遊びに行ってくるって言ってたよ。」
ル「ミク、カイト。」
ミ/カ「何?/なんだい?」
ル「今日のマスターとのデート計画は他の家の子たちには内緒よ。」
カ「確かにその方がいいかもしれないね。」
ミ「どうして?」
ル「考えてみて。他の家の子たちだってきっとこの話を聞けばマスターとお出かけしたがるわ。そうしたら、またお出かけしたいって思った時にだいぶ先まで埋まって私たちが予約取れなくなるじゃない!」
ミ「た、確かに!いっぱい増えたもんね。」
カ「昔に比べたら、沢山の子達がいるね。」
ミ「そうだね。本当に沢山いる。数人しかいなかった時とは大違い。埋もれていかないように頑張らないと。これからも沢山の歌、みんなにもマスターにも届くかな?」
ル「届かせるわ。あっちから、2人でどこか出かけようと言わせるくらいに、魅力的な歌をね。」
カ「そうだね。もっとかっこよくならなくちゃ。」
ミ「2人とも今日は相談に乗ってくれてありがとう。」
ル「とてもいい結果になって、私も大満足だから安心して。」
カ「また何かあればいつでも話を聞くよ。」
ミ「ありがとう。」
ミ「今年もいい思い出ができるね。マスター。」
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