あの日塞ぐように咲いた
赤い椿を胸に抱き
陽溜まりを探して駆けてく
「サヨナラ」ダケガ人生ダ。


行き交う人混みに紛れては
彷徨した先の山茶花に
ただ 焦がれて已まないだけ

交わす契りには霜が降り
また一つ失くすその度に
もう 終わりにしようかと泣いた

巡る想いが果てしなく
惑う私を撫でていく
白い躑躅で形取った
サヨナラだけが言えないの。

あの日塞ぐように咲いた
赤い椿を胸に抱き
陽溜まりを探して駆けてく
「サヨナラ」ダケガ人生ダ。


誘う酔芙蓉数あれど
揺らぐ事無き想いの束
ただ 焦がれて已まないのだと

やがて褪せていく霞草
仕方が無いと言い聞かせ
でも 視界が揺らいでるの

過ぎた事だと霧をかけ
惑う私を棄てて往く
季節外れの勿忘草
思い出だけは消えないで。

あの日眩むほどに咲いた
白い椿を胸に抱き
枯れかけの言葉を紡いだ
『「サヨナラ」スラモ人生ダ。』


幾度も繰り返して
蓮華は蜜を零した
二度目が無いと知って
向日葵は枯れて散った


巡る想いが果てしなく
惑う私を撫でていく
白い躑躅で形取った
サヨナラだけが言えないの。

あの日塞ぐように咲いた
赤い椿を胸に抱き
陽溜まりを探して駆けてく
「サヨナラ」ダケガ人生ダ。

過ぎた事だと霧をかけ
惑う私を棄てて往く
季節外れの勿忘草
思い出だけは消えないで。

やがて桜が咲き誇り
落ちた椿を胸に当て
今ならば泣かずに詠える
「サヨナラ」ダケガ人生ダ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

追憶花嵐

ぱぴ様の素敵な曲に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/39LJ

最初のバージョンに読みがあります。

和風でテクノポップという曲調でしたので、歌詞は和風紛いにしてみました。
昔のことか現代かを曖昧にするために、なるべく時代を思わせるような言葉を避けました。

色んな人と恋をしてみても、どうしても初恋を忘れられずに悲しむ女の子の話です。

初めて曲先で作詞したので、不自然な箇所もあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。



■追記(1/10)

今回は残念ながら落選ということでした(´・ω・)
もっと素敵な歌詞が書けるよう精進致します(^ω^)


改めて、この歌詞の曲募集をしたいと思います。
どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

閲覧数:187

投稿日:2012/01/10 17:38:37

文字数:622文字

カテゴリ:歌詞

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