黒い海に 堕ちた
君と手を繋いだまま
ユラユラと 緩やかに
黒い海へ~~



その日は雨が降っていて 空は真っ黒で
黒い傘をさしながら 僕は一人で歩いていた
ビルばかりが集う この町で
喧騒に押されながら 流れる様に

老若男女話しながら 僕の隣を過ぎて行く
僕は 黙って俯きながら フードの中で音楽を聞いていた
「ひとりぼっち」を 痛感していた所で

~貴女に 逢いました~

黒い海に 堕ちてく
そんな僕の手が 掴んだのは
貴女の残像なんだ
貴女の横顔 誰よりも美しくて
誰よりも 輝いていて
誰よりも ~寂しそうでした~



次の日も誘われる様に 昨日の場所へ行って
大勢の人の波から たった一人の貴女を探して
五月蝿いノイズばかりが 走るこの町で
人々に押されながら 貴女を探しました

黙ってフードを深被りして 早足で歩いた
イヤホンで耳に栓して 周りの声 聞こえない様にして
貴女に出逢った あの場所で

~貴女を 見つけました~

黒い海に 堕ちた 
僕は貴女を 見つけた
貴女に話し掛けたくて
貴女を僕の 黒い海へ誘って
僕だけの 明るい明るい
たった一つの~灯<あかり>にするんだ~



あの時 貴女に出逢えていなかったなら
僕は どうなっていたのだろう
あの日 見つけた貴女の横顔
今は

~~楽しそうに 輝いていて

黒い海に 堕ちた
貴女は僕の 傍に居て
ずっとずっと一緒に 居たんだ
もうそろそろ 消えるだろう
僕等を囲む
冷たくて 温かい 黒い海


黒い海 消えた 
僕を囲んでいた 黒い海が
もう戻らないんだ 二度と
僕等を囲む
暗い 冷たい 深い深い

~黒い海~

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

BLACK SEA

初めまして。
初投稿しました狂獣{きょうじゅう}です。

巡音ルカで歌詞を作ってみました。
実は自分、ボーカロイドソフトを持っていないんです。
なので歌詞だけです・・・

アドバイスや評価など下さったらとても嬉しいです!
何卒宜しくお願いします!

閲覧数:26

投稿日:2013/09/28 20:08:30

文字数:702文字

カテゴリ:歌詞

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