昨日の場所。同じにおい。
「やあ、よくきたね。」
「いらっしゃーい!」
静かに微笑むレン。無邪気に笑うリン。この子達も、昨日見た。
「次の話、してくれないかな?」
「もう、それ目当て?わたしたちに会いたいという気持ちはないの!」
ふざけて笑うリン。
「じゃあ、話そうか。」
「あっ、今日はわたしが話すよ!二番目アリスはね・・・
二番目アリスはおとなしくて、歌を歌って不思議の国。いろんな音をあふれさせて、みんなから喜ばれた。けど、アリスの歌には催眠のようなものがあったの。アリスの歌で、狂った世界が生み出されたの。アリスは国の王になった。でも、アリスの歌がないと、みんなばらばらになって、けんかばかり起きてしまうの。アリスは、そうならないよう、ずっと気をつけてた。でも、あるとき、アリスが病で倒れて、声が出なくなった。だから、けんかを治めようにも歌を歌えない。どんどん国は暴れて、ついにいかれた男がアリスを撃ち殺しちゃった。これでもう、アリスの歌は聞けない。怒った民は、青いバラをアリスの周りに植えたのよ。それで、アリスを殺した男の血を絞り取った。その血で、バラを赤く染めた。そのままアリスのバラは枯れてしまった。
・・・っていう話だよ!」
はっとする。また本気で聞いてたみたい。
「どう?面白かった?」
「うん!とっても!」
「続きは、また今度ね!」
「はーい・・・」
「おやすみ。」
「おやすみー!」
ねむい・・・zz
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