分かり合えるってとても素敵なこと
いつかそれが叶うと信じていたかった
私が愛したのは里の若い猟師
彼の目に付きたくって 悪戯を繰り返した
親のいない私はいつも一人ぼっち
紅葉の簪は 自分への慰めなの
私の想いに変化が起きたのは
彼のお母さんへのお土産を隠す悪戯
その慌て様は普通じゃなかった
だってお母さんはもう先のない命だったの
母を失った嘆きが胸に刺さる
最後の親孝行も私が潰したの
私そんなつもりはなかった
だけど取り返しがつかないの
肩を落とす彼を見つめるだけだった
彼の家の中に魚を投げ入れた
申し訳ない気持ちで持って来た魚なの
でもそれは里の祭りに使われるはずのもの
あらぬ疑いが彼にかけられたの
それなら里山で採れるものを探した
栗や葡萄にわらびなんか選べばいいかしら
彼の家へこっそり山の幸を投げ込み
不思議がる彼を物陰でずっと眺めていたの
毎日届く恵みに感謝をしてた
私と同じ境遇から彼は立ち直る
ずっと彼の幸せな日々が
続くのだろうと思っていた
笑顔見せる彼を見つめ続けていた
ところが或る日突然事件が起きたの
いつもの様にこっそり彼の家を訪れた
彼は狐が悪戯をしていると
思って物陰の私に向かって銃を撃ったの
身体一面染まる紅葉の色
動けなくなった私 口元に山葡萄
こぼれおちる紅葉の簪
彼はそれで全てを悟って
青い顔をして何かをつぶやいた
分かり合えるってとても素敵なこと
いつかそれが叶うと信じていたかった
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