《 VocaL=000 》

風邪っぴきにはポカリを

┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼


ミク:う゛~~ん、う゛~……ぎもぢわるい~ダルい~しんじゃう~…



ミクの部屋。
布団にもぐったままのミクが呻き声をあげてます。
風邪ひいたみたいです。



カイト:お腹だしたまま寝るからだよ。ほら、あったかくして



毛布をもう一枚かけてあげるカイト。
ミクは目を開けてカイトに言う。



ミク:……ごめんなさい

カイト:早く元気になってくれればそれでいいよ

ミク:お兄ちゃん

カイト:なに?

ミク:早く治すにはどうすればいいのかなぁ

カイト:ん──、まずは水分だよね。ポカリスエットとかお茶とか。あとは食べ物、梅干しとか、ミクの好きなネギとかいいっていうよね。……僕が風邪引いた時はメイコ姉さんが卵とじうどん作ってくれたり、リンゴ切ってくれたりしてたけど

ミク:…………ないでよ

カイト:え?

ミク:……お姉ちゃんの話しないでよ……



こんな時ぐらい、2人だけの話題で話ししたっていいじゃない、とミクは少しカイトから顔を背ける。



ミク:……ミクはミクで勝手に元気になるからいいもん



すねてる。
そんなミクが可愛くて、カイトは笑った。

元気なミクのイメージが強いからか、たまにはこういうのもいいかも、とか思ってしまう。



カイト:さてと、じゃあそろそろリンのところに行こうかなぁ

ミク:Σえ?!?!

カイト:実はリンも風邪引いてるんだよね

ミク:行かないで……

カイト:ダメだよ。かわりをつれてくるから安心して。じゃあね



素っ気なく出て行ってしまったカイトに、少し悲しくなった。
こんなんじゃ、風邪治んないよ。


トントン、とノックの音がした。
入ってきたのはメイコ。



ミク:なぁんだ、お姉ちゃんかぁ

メイコ:あら、なんだって何よ。せっかくお見舞いに来てあげたのに



メイコは笑いながらミクに手渡す。



ミク:なにこれ?

メイコ:めーちゃん特製卵とじうどんネギ大盛バージョンよ!しっかり食べてね☆

ミク:あ、ありがとう……でもこんなに食べれないよ

メイコ:食べれるだけ食べて残せばいいのよ。食べて元気つけなきゃ

ミク:……前にお兄ちゃんにも作ってあげたんでしょ?

メイコ:そうそう。でもカイトは食べ物の好き嫌い多いからね。風邪引いててもアイスアイスって騒ぐから大変よ

ミク:でも風邪の時ってアイス食べたらおなか壊しそう

メイコ:でしょ?だから、リンゴ切ってガマンさせて。ミクも何か食べたいものあったら言いなさいよ。持ってきてあげる

ミク:……アイス

メイコ:はぁ?!?!

ミク:……アイス食べたい

メイコ:ハラ壊すわよ

ミク:……プリンのほうがいいかな

メイコ:そっちのほうがまだマシだと思うわ



ふふ、と笑ってメイコはミクを撫でる。
優しいなぁ、ってちょっと思ってしまった。



メイコ:早く治して、元気になってね




┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

風邪っぴきにはポカリを 《 VocaL=000 》

閲覧数:339

投稿日:2008/08/03 16:56:25

文字数:1,285文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました