見知らぬ人の声
チグハグな会話が
わたしを狂わせる
焦燥に駆られる

三秒前の景色が消え去る
わたしだけを残して
みんなウソつき、バカにしてるのよ、だけど違う、何かが変なのよ

わたしじゃない誰かがいるの
ずれた調律のワルツ
叫びたくても声がかき消されていくの、まるで影の悪戯

誰も彼もが笑ってる
誰もがわたしを見てる
気のせいじゃない、わたしに突き刺さる視線が
わたしと同じ目をしてる 


落ちてくる遮断機
耳障りなリズム
全てわたしのせい
消し忘れた記憶


わたしじゃないわたしがいるの
創りだした二重奏
わたしとあなたの境界線が消えるの、それは影の煩い

わたしだけのあなたなの
存在すら溶けていく
わたしたちの世界、永久に続く螺旋階段

もう二度と逃しはしない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

独り二重奏

閲覧数:189

投稿日:2016/12/02 17:52:26

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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