1
ここは大きな湖
深く透明な湖
底は深く果てしなく
潜っていくのは難しい

ここは冷たい湖
三日目の月に似た形
いろんな形のヨコエビと
カジカと僕らの楽園

冬になると陸になり
夏には湖に戻る
氷は固く厚いから
泳がなくても進める

2
二本脚の動物が
厚い氷の上をゆく
群れは大きく果てしなく
数を数えるのも面倒だ

他の動物から奪った
毛皮を被って進んでく
広い氷の大地
その上をのろのろと進む

夜になると動きが止まり
朝になったら動き出す
朝になっても動かないのは
そのままずっと動かない

3
少しずつ小さくなった
群れは氷の上をゆく
一夜で半分の二本脚が
動かなくなった日もあった

数えられるまで減ったけど
それでも二本脚はゆく
氷の陸はまだ続く
それでも二本脚はゆく

夜になると動きが止まり
朝になったら動き出す
朝になっても動かないのは
そのままずっと動かない


ある日全ての二本脚が動かなくなった
次の日も、その次の日も動かない

春になる氷が解ける 氷の陸は湖に変わる
動かなかった二本脚は再びゆっくり動き出す


二本脚の動物が
氷のヒビからやって来る
群れは大きく果てしなく
ゆっくりゆっくり進みだす

夜になっても動きを止めず
朝になっても止まらない
ゆっくりゆっくり進んで来る
湖の底を目指して

湖の底を目指して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

氷の陸と二本脚の行進

世界遺産 バイカル湖の詞を書こうと色々と調べていたら「バイカル湖の悲劇」なるものを発見してしまい…
本当はバイカル湖の自然を讃える詞になるつもりだったのにな…

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閲覧数:127

投稿日:2011/08/02 19:53:14

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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